カウンター女性「よろしければ、足もと広めの非常口にお座りになりませんか?」
トリコ「えっ?えっ?それは追加料金はかかるんですか?」
カウンター女性「追加料金は、一切かかりません。非常時にお手伝いが可能で、現在妊娠していなければ大丈夫です」
トリコ「非常時にお手伝いします!!」
足もと広めの非常口列座席の選択。喜び浮かれるトリコでしたが、それは苦行の旅の始まりでした。。。
非常口列座席の利用客は優先的に搭乗できます
セントレアから台北行きのジェットスター便は、ボーディングブリッジではなく、バスで移動してタラップを登ります。非常口列座席の利用客は優先的に搭乗でき、移動バスへの乗り込みもちろん優先。
バスで立つことなく、座って飛行機まで移動することができました。
非常口列座席の足もとは驚くほど広々
座席の横幅はかわりませんが、非常口列の座席は、前の席との間隔がレガシーキャリアのエコノミーよりもずいぶん広いです。173cmのクマ坊が座っても超余裕〜♪しかし、150cm以下のトリコが座ると無駄に広すぎる。
せっかくなので、前回のタイガ
ーエアの座席と比べてみます。
一目瞭然。上の写真の広さ、伝わりましたか?全然違いますよね?足もと広々、非常口列座席最高!!となるはずでしたが。。。
ただやっかいなのが、奥の席に座ると荷物を棚から出すことが中々難しい。足もとに荷物を置けず、ポーチすら手元に持っては駄目というのは、かなりストレスでした。
どうやら非常口列座席(12列目)は倒せないようです。その説明、受けてたら、移動してた。。。結局、直角に座ったまま台湾まで行くことになり、到着後は腰がバキバキになりました。
しかし、ベルトサインが消えなければ荷物は棚から取り出せません。このサインがなかなか消えない。。。機内はかなり空調が効き寒いので長い時間辛かったです。
あれ、普通座席の方がゆったりしてない??あの人、1人で3席使ってる。。。いいな。と凹むトリコ&クマ坊でした。
シートの座り心地は、倒せない直角の椅子のせいで最悪。もういっそのこと、広い床に座りたい気分でした。
そして、CAさんの離着陸時の「荷物は足もとに置かない!!洋服は膝にかけないで着る!!」の監視が凄かった。非常口席なので当たり前なのですが、威圧感がやや怖かったです。しかし、よく考えればそれだけ「安全に気を使っているちゃんとした会社」なのだと思います。「まあ、いいや」で見逃される方が怖いですから。
空調は暑がりのクマ坊でさえ寒いと感じました。離着陸時だけとはいえ、ベルトサインが点いてる時間は長いです。その間は、膝掛けが利用できないので寒がりのトリコは辛そうでした。
非常口列座席に座るなら、有事の際「皆の役に立つため」と覚悟を持って座りましょう。そんな心ざしのないヘタレのトリコ&クマ坊は、決して座ってはいけない席でした。
一目瞭然。上の写真の広さ、伝わりましたか?全然違いますよね?足もと広々、非常口列座席最高!!となるはずでしたが。。。
ジェットスターの非常口列座席は苦行だった
飛行機に乗り込むと客室乗務員から非常口席のイザという時のレクチャーを受け、非常口列座席の利用条件を説明されました。
非常口列座席のご利用条件
非常口列座席をご利用になるお客様には、ジェットスターおよび航空業界で規定されている安全条件を満たしていただく必要があります。
非常口列座席をご利用になるお客様には、ジェットスターおよび航空業界で規定されている安全条件を満たしていただく必要があります。
- 年齢が15歳以上であること。
- 非常時にキャビンクルーの指示(日本国内線以外では英語)が理解でき、指示に従って行動できること。
- 非常時に介助が必要な同伴者がいないこと。
- 恒久的または一時的な機能障がい(聴覚・視覚障がい、筋力または運動の制限、知能障がい、補助犬同伴)がないこと。
- 周囲の状況の判断ができ、キャビンクルーの指示(日本国内線以外では英語)に応じられること。
- 非常時に重さ15kgの非常口ドアに手が届き、ドアを開け、持ち上げて取り外せること。
- 搭乗後、キャビンクルーによる非常口列座席の説明を受けること。
- 非常時に、お手伝いが可能なこと。
- 幼児を同伴していないこと。
- 延長シートベルトの利用が必要でないこと。
- 妊娠28週を超えていないこと*
- 離着陸時には、機内持込手荷物をすべて頭上のロッカーに入れられること。
座席の下に荷物は置けません
上着を膝にかけていたら、着て下さいと言われました。利着陸時だけですが、荷物は全て上の棚に収納しなくてはいけません。パスポートが入ったハンドバッグすら駄目です。しかし、安全の為なのでちゃんと従いましょう。ただやっかいなのが、奥の席に座ると荷物を棚から出すことが中々難しい。足もとに荷物を置けず、ポーチすら手元に持っては駄目というのは、かなりストレスでした。
なんと、座席が倒れない!!
離陸してしばらくすると「シート倒して良いよ」のアナウンスが流れます。しかし、シートが倒れない!!クマ坊に訴えたところ、クマ坊の席も倒れない。ちなみにトリコ達が座ったのは12列目です。どうやら非常口列座席(12列目)は倒せないようです。その説明、受けてたら、移動してた。。。結局、直角に座ったまま台湾まで行くことになり、到着後は腰がバキバキになりました。
持参した膝掛けは使えない!!
離着陸時、持参した膝掛けは利用できません。足もとにも置けず、丸めて腰の後ろに置くことも許されませんでした。しかし、ベルトサインが消えなければ荷物は棚から取り出せません。このサインがなかなか消えない。。。機内はかなり空調が効き寒いので長い時間辛かったです。
ふと前を見ると、普通席はガラガラだった
名古屋を離陸して2時間経った頃、ふと前を見ると空席だらけ。それなのに、非常口列座席だけほぼ満席。あれ、普通座席の方がゆったりしてない??あの人、1人で3席使ってる。。。いいな。と凹むトリコ&クマ坊でした。
非常口列座席の感想★トリコ(身長148cm)
148cm短足トリコには、非常口列座席は無意味に足もとが広すぎた。座席下に荷物を置けるなら活用法もあるがそれはできず。シートの座り心地は、倒せない直角の椅子のせいで最悪。もういっそのこと、広い床に座りたい気分でした。
そして、CAさんの離着陸時の「荷物は足もとに置かない!!洋服は膝にかけないで着る!!」の監視が凄かった。非常口席なので当たり前なのですが、威圧感がやや怖かったです。しかし、よく考えればそれだけ「安全に気を使っているちゃんとした会社」なのだと思います。「まあ、いいや」で見逃される方が怖いですから。
非常口列座席の感想★クマ坊(身長173cm)
足もと広めだと浮かれていたが、まさかシートが倒せないとは!!うまい話には裏がある。身をもって感じた瞬間でした。空調は暑がりのクマ坊でさえ寒いと感じました。離着陸時だけとはいえ、ベルトサインが点いてる時間は長いです。その間は、膝掛けが利用できないので寒がりのトリコは辛そうでした。
非常口列座席に座るなら、有事の際「皆の役に立つため」と覚悟を持って座りましょう。そんな心ざしのないヘタレのトリコ&クマ坊は、決して座ってはいけない席でした。