行天宮の外観 |
皆さん真剣にお参りしておられるので、今回は外観の撮影のみで境内の写真は自主的に控えました。イラストとパンフレットでイメージを掴んでいただけたらと思います。
こちらは1900年半ばに建てられた比較的新しい施設です。ガイドブックなどによく掲載されているので、龍山寺のように古い歴史があるのだと勝手に思い込んでいました。
行天宮についての詳細は下記の公式HPをご覧下さい。
https://www.ht.org.tw/jp/p1_about.php (日本語)
行天宮でお参り
中に入ると日本の神社の手水舎のような手洗い場と水飲み場がありました。他の方を真似してトリコも手と口を清めてから境内へ入りました。日本語パンフレットがありました
建物の中へ入り日本語の無料パンフレットを貰います。場所がわからなければ、係の方に尋ねると案内してくれます。このパンフレットには、建物の説明、参拝順序が細かく書かれており、非常にわかりやすいです。
行天宮の日本語パンフレット |
さてお参り!!と思いきやパンフレットにはお参りの作法は書かれていませんでした。
皆さんが行っている膝をついておじきをする独特な作法は、境内の看板に書かれていたのでそちらを参考にしました。
女性はミニスカートは避けた方が良いです |
膝をついて深くおじぎをするので、女性はロングスカートかズボンが良いと思います。
お参りの作法(女性)
①合掌して拝椅(ひざまずく台)の前に立ち、まず心を静める。②足はつま先を開くようにして立つ。
③右足を右前方45度の方向へ踏み出す。
④左膝を曲げてひざまずく。
⑤右足を戻しながら左足に近づけ、拝椅にひざまずく。
⑥額を地につける時は掌を上に向けて拝椅に置き、額を3回地につける。
以上の作法を3回繰り返します。
公式HPには写真&動画付きで作法が紹介されています。
詳しく知りたい方はそちらをご覧下さい。
https://www.ht.org.tw/jp/p3_etiquette3.php
魂を元気にすると言われる「収驚」を受けてみた
午前11時から毎日境内で行われている「収驚」を受けることに!!「収驚」の説明は難しいです。「驚いたことやショックを受けた魂を穏やかにしてくれるお祓いのような儀式」だとトリコは解釈しました。
https://www.ht.org.tw/jp/p2_service5.php(詳しくは公式HPをご覧下さい)
「収驚」の順番待ちの列は長いので覚悟しましょう
この「収驚」は誰でも受けられ、費用はかかりません。ただし、時間は必要。長蛇の列を覚悟しましょう。平日の13時過ぎからトリコは40分並びました。「収驚」は行列覚悟で!! |
並んだら私語は厳禁
「収驚」の列に並んだら、おしゃべりは禁止。携帯電話や飲食もNG。注意される若者をトリコは見ました。名前と生年月日の紙を用意しておく
自分の順番がきたら、青い法衣を着た方に名前と生年月日を書いたメモを渡します。中国語で名前を伝えられる方は直接お伝え下さい。並んでいる間「収驚」を受けている人を見ていたら、皆さん荷物を青い法衣の方の反対側に持ちかえていました。理由はわかりませんがトリコも同じようにしました。
肝心の「収驚」は、青い法衣の方が何かを唱えながら頭の上や背中をフワフワッと撫ぜ、すぐに終わりました。
代理でもOKです
公式HPにも書かれていますが「収驚」は代理でも受けられます。本人が来られない場合、袖付きの上着を持参すればOKです。トリコが並んでいる時も何名か代理でされていましたよ。台湾の無料のおみくじ「求籤」
以前、龍山寺でも行いましたが「求籤」は台湾版のおみくじです。日本のように簡単に引かせてはくれず、少々時間がかかります。台湾のおみくじ「擲杯」はなかなか結果にたどり着かない |
台湾のおみくじ「求籤」の引き方
①氏名、生年月日、住所と教えを請いたい内容を神様に告げます。(願い事は1回に1つ)②「擲杯」で神様におみくじを引いて良いか尋ねる。「聖杯」が出たら筒からおみくじ竹を1本引きます。
③おみくじ竹の番号を覚えて筒に戻し、その番号が神様のご指示であるかどうか再び「擲杯」で確認。NOという結果が出たら、再びおみくじを引きYESの意味の「聖杯」が出るまで繰り返します。
④「聖杯」が出たら事務所へ行き、先ほどOKとなった番号伝えて紙を貰い、紙に書かれた意味の説明を受けます。
「擲杯」の作法
②神様に自分の氏名、生年月日、住所を告げ、教えを請いたい事柄を1つだけ心の中で念じます。
③杯筊を載せた手のひらを少し上げ、上に向けて放り、地面に落とします。
④凸と平の面が出た時は「聖杯」でYESの意味。これが、凸と凸の面が出てしまったら「陰杯」でNOという意味でやり直し。
平と平の面が出た時は、「伺い事がはっきりせず、答えられない」または「おのれに心に決めているのに無用の質問」という意味です。
おみくじを引き終えて
ツアーでここへ訪れると、このおみくじ用紙を持って近くの占い横町(有料)へ行くのが定番コースとなっているようです。トリコが行った時は、境内の事務所に英語を話せる係の人が居たので、その方におみくじの結果を無料で解説してもらいました。(トリコは中学生英語レベルなので、とても丁寧にゆっくり説明して下さりました。)
結果、トリコの理解力がなく5割程度しかわかりませんでしたが、心に響くお言葉を頂きました。
お守りを頂きました
最後に、赤い袋に入れられた金色のカード型のお守りを無料で頂きました。この平安カードを頂いたら、神様に「氏名、生年月日、住所」を言い、ご加護を祈願しましょう。
カードは毎年交換する必要はなく、お財布などに入れて持ち歩くと良いそうです。
行天宮で貰えるお守り「平安カード」 |
次回は 台湾のスーパーマーケット⑦ 全聯 imart 中山松江店のイートインスペースと木瓜(パパイヤ)牛乳の紹介です
(こちらは2017年5月の情報です)