ビール好きの我々にはとても楽しい街でした。
今回はリトアニアのスーパーで購入した「ŠVYTURYS」と「Kalnapilis」のビールの飲み比べです。
リトアニアは缶ビール1本が日本よりも大容量なのにとても安い!!
パッケージデザインも素敵なので、お土産にオススメです。
ビールが美味しい国 リトアニア
本「旅するリトアニア」には『リトアニアは小さな醸造所がたくさんあり、クラフトビールの宝庫。ニューヨークタイムズでは「世界で一番おいしいビール」と評された』と記述がありました。実際、ビリニュス旧市街でクラフトビールのお店を何軒も見かけました。クラフトビールAlusについては、p116-p117で紹介されています。
旅するリトアニア
著者 口尾麻美
グラフィック社 / 2014年発行 by Amazon
我々が行った「Būsi trečias」は、地下に醸造タンクがあり、ラガービールが美味しかったです。
お店の地下に醸造所があるパブ「Būsi trečias」。パブでなくてもビールの種類は豊富でした。
男性客のグループ客が多く、日本の居酒屋のように気取らない雰囲気のお店でした。
ビールは300mlサイズが2.5ユーロ(約338円)。
バルト・リトアニアグルメ⑥リトアニア男子に人気のパブ「Būsi trečias」で美味しいビールを飲む
リトアニア伝統料理の店「Bernelių Užeiga」はファミレスのような雰囲気でしたが、今回紹介する「ŠVYTURYS」や「Kalnapilis」の他に、お店の名前がついたビールなど種類が豊富でした。
「Bernelių Užeiga」のAlus(ビール)メニュー |
「Bernelių Užeiga」ではリトアニアの伝統料理「ツェペリナイ」や「ジャガイモパンケーキ」などを食べらます。
バルト・リトアニアグルメ⑧ビリニュスで伝統料理を食べるなら「Bernelių Užeiga」!!蜂蜜のお酒Midusもあります
ビリニュスのスーパーのビール売り場
リトアニアのスーパーのビール売り場は、だいたい写真のような状態でした。日本のように冷蔵コーナーに冷えたビールが整然と並んでいる。。。という光景は見かけませんでした。
ビニールに包まれているビールは、ケースごと購入しなくても大丈夫。
値札に1本の価格が書かれている商品は、ビニールを自分で破って、好きな本数を購入します。
(ピニールでパックされた6本セットのお水なども同じです)
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世界各国で賞に輝く「ŠVYTURYS」のビール
ŠVYTURYSのロゴマーク |
リトアニアでは2番目に古い醸造所で、ブランド名「ŠVYTURYS」はリトアニア語で灯台という意味です。
アメリカのビールのオリンピック「The World Beer Cup」では金賞を受賞し、その他の国でもたくさんの賞を獲得しています。
ちなみに、リトアニアのビリニュス国際空港の出発エリアに「ŠVYTURYS」のバーがあります。
ビール好きの方は、旅のギリギリまでお楽しみ下さい。
缶は568mlサイズのみでした
ŠVYTURYSのAlus(ビール)は全て568ml |
500ml缶のアサヒスーパードライと比較すると、68mlの差ですがとても大きく感じました。
568ml缶を日本へお土産に購入するなら、4本までが免税範囲内です。
2012年ワールドビアカップ金賞のビール「ŠVYTURIO EKSTRA」
ŠVYTURYS EKSTRA 1.15ユーロ(約155円) |
- ŠVYTURYS EKSTRA šviesusis alus 5.2% 568ml(金色缶)1.15ユーロ(約155円)
こちらは1995年発売の商品だそうです。
「ŠVYTURYS」の公式HPによると、こちらのビールは「Pilsner(ピルスナー)」タイプで、アルコールの度数は5.2%。
ŠVYTURYS EKSTRAの味は?
色は黄金色で、炭酸は強くありませんが、泡はキメが細やか。とてもフルーティーで爽やかなアップルのような味わいでした。
日本の「キリン」っぽい味で飲みやすいとクマ坊が絶賛していました。
ŠVYTURYS EKSTRA 限定パッケージ
ŠVYTURYS EKSTRA 1.15ユーロ(約155円) |
「あれっ、昨日と同じ味がする??」
と思いパッケージをよく見ると、金色缶「ŠVYTURYS EKSTRA」と同じ商品でした。
どうやら日本の桜シーズンなどに発売される限定パッケージのような物だったようです。
タイトルで5本飲み比べと書きましたが、実際は4本飲み比べとなりました。
アルコール6% ŠVYTURYS TRADICINIS
ŠVYTURYS TRADICINIS 0.99ユーロ(約135円) |
- ŠVYTURYS TRADICINIS šviesusis alus 6% 568ml (赤い缶)0.99ユーロ(約135円)
「TRADICINIS」はトラディショナルという意味。
「šviesusis alus」は軽いビールという意味です。
「Bock(ボック)」タイプとは?
ビール酒造組合のHPによると『ドイツのアインベックが発祥の地で、その後バイエルン地方で発展したビール。元は濃色ビールでしたが、今は淡色ビールが多くなっています。ホップの香りも芳醇で、こくがありアルコール分も高く6.0~6.5%』と書かれています。
ŠVYTURYS TRADICINISの味は?
色はこちらも黄金色。我々の輸送方法が悪かったのか、金色缶「ŠVYTURYS EKSTRA」よりも泡立ちが良くありませんでした。
金色缶のようなフルーティーさはなく、蒸留酒を飲んだような後味が残りました。
我々は赤い缶よりも金色缶の「ŠVYTURYS EKSTRA」の方が好みでした。
ŠVYTURYSのその他の商品
「ŠVYTURYS」は種類が豊富でノンアルコールタイプもありました。- ŠVYTURYS Baltas 5% 568ml (白缶) 1.15ユーロ
- ŠVYTURYS Stipriausias 7.5% 568ml (黒缶) 1.15ユーロ
- ŠVYTURYS Nealkoholinis 0% 500ml (「GO」と書かれた缶) 0.79ユーロ ⬅︎ノンアルコール
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赤い三角と星が目印 KalnapilisのLager alus(ラガービール)
「Kalnapilis」のビール 568ml 日本のスーパードライ500mlとのサイズ比較 |
こちらの会社もアメリカのビールのオリンピック「The World Beer Cup」では金賞を獲得しています。
訪れたスーパーに売っていた「Kalnapilis」ビールは「ŠVYTURYS」と同じで全て568mlのロング缶でした。
アルコール5% Kalnapilis Original
Kalnapilis ORIGINAL 1.04ユーロ(約140円) |
- Kalnapilis šviesusis alus ORIGINAL 5% 568 ml(緑缶)1.04ユーロ(約140円)
アルコール度数は5%です。
緑色の缶に星のマークなので、ハイネケンのデザインに似ています。
しかしあちらは赤い星、「Kalnapilis」は赤い三角の中に白い星のマークです。
Kalnapilis Originalの味
色は薄い黄色で泡立ちは弱め。苦味がなく飲みやすい味。
我々は1番このビールが好きでした。
Kalnapilis GRAND SELECT
Kalnapilis GRAND SELECT 1.15ユーロ(約155円) |
- Kalnapilis šviesusis alus GRAND SELECT 5.4% 568 ml(黒缶)1.15ユーロ(約155円)
アルコール度数は5.4%。
緑色の缶よりもお値段が少しだけ高かったです。
Kalnapilis GRAND SELECTの味
緑色の缶「Kalnapilis Original」よりも色は濃く黄金色。これまで紹介したリトアニアのどのビールよりも泡立ちはよかったです。
緑色のオリジナルタイプが美味しかったので、こちらも期待しましたが味が全く違いました。
こちらは、あまり主張のない味。
ビールの味を楽しむというよりも、料理の味を邪魔しないので、食事と合うビールだと思いました。
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リトアニアのビール飲み比べの結果
リトアニアのビールはどれも美味しいです。パッケージがおしゃれなので、お土産にオススメです。
飲み比べた中でどれが一番オススメかと言えば、緑の缶の「Kalnapilis Original」が我々は好きでした。
「ŠVYTURYS」なら金色のEKSTRAが美味しかったです。
ビールの買いすぎにはご注意を!!
リトアニアのビールは安くて美味しいのでたくさん購入したくなります。
しかし、前回の旅日記で書いたように『日本へ持ち帰る場合、成人1人2280mlまでが免税』です。
買いすぎは航空会社に重量オーバーで超過料金を払うことにもなるので、お気をつけ下さい。
ビールの課税はいくら払うのか?
1000円のチョコレート10箱買うと課税対象となる!!などの話は、下記の旅日記をご覧下さい。
お酒&タバコ&ブランド品どれくらいの量までが免税?チョコの買いすぎも日本で課税されます
次回は リトアニアみやげ⑬安くて食べきりサイズ!!MALSENAとSkanėjaのオートミール食べ比べ
(こちらは2017年10月の情報です)
(ŠVYTURYSとKalnapilisについては2019年3月に各公式HPで調べた内容です)
※レートはトリコが両替した日(2017年10月)の1ユーロ=135円で計算しています。(ŠVYTURYSとKalnapilisについては2019年3月に各公式HPで調べた内容です)
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。