リガ観光⑨ラトビア国立図書館 リガ旧市街を一望できる無料穴場スポット

今回は、リガのダウガヴァ川沿いに建つ「ラトビア国立図書館」をご紹介します。

「ラトビア国立図書館」は、リガ国際空港から旧市街へ向かう途中にそびえ立つ不思議な形の建物。

レストランやカフェ、売店もあり、地元の方だけでなく観光客も利用できます。

ラトビア国立図書館(Latvijas Nacionālā bibliotēka)

ラトビア国立図書館のオススメ度 ★★★★★

建物、館内、景色、全て良かったので個人的には大プッシュスポットです。
(日本で図書館に行かない方は、楽しくないかもしれません)

公共交通機関で簡単に行くことができるので、時間に余裕がある方は、ぜひお出かけ下さい!!

ラトビア国立図書館への行き方

以前紹介した「世界遺産の都へ 「ラトビア」の魅力100」という本で知った「ラトビア国立図書館」。

国立図書館はp37に掲載されています
世界遺産の都へ 「ラトビア」の魅力100
著者 ウエミチ メグミ、三宅貴男、西田孝広
雷鳥社 / 2017年発行
by Amazon
この図書館へ行くには、ダウガヴァ川を超えなくてはなりませんが行き方は簡単でした。

中央市場前のトラム乗り場
Centrāltirgus(中央市場)前から出ているトラム「1」「2」「5」「10」のどれかに乗車して2駅。
(川へ向かう方向のトラムに乗車して下さい)

約5分ほどで到着します。

下車する停留所は、川を越えてすぐの「Nacionālā bibliotēka」。
図書館の目の前に停車するので間違えることはないと思います。

トラムの本数は多めです。
乗車した土曜の13時半はとても混んでおり、スリに注意した方が良いなと思いました。

徒歩で行く場合は、ブラックヘッド会館付近から約15分(約1km)。
中央市場から歩くと約25分(約1.7km)。
ラトビア図書館前のトラム停留所

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ラトビア国立図書館 入館方法と館内

ラトビア国立図書館
1階は誰でも入ることができます。(売店もOK)

しかし、2階より上の階は鞄を持ち込むことができず、入館証が必要です。

荷物を預け身軽になる

①クロークに上着を預ける

ヨーロッパの公共施設では写真のような無料で利用できるクロークがあります。

逆光で見辛いですが、こちらでコート類を係の人に預け、番号の札を貰います。

この時、貴重品をポケットから出すことをお忘れなく!!


②貸し出し用「透明バッグ」に手荷物を入れる
図書館内には、鞄を持って入館できません。

ロッカーに預けたくない物や貴重品は、写真の「透明バッグ」に入れて持ち歩きます。

「透明バッグ」は、クローク前にたくさん置いてあり、無料で貸し出しています。


③コインロッカーに鞄を預ける

クロークの左手奥にコインロッカーがあります。

必要のない荷物は全部ロッカーに入れましょう。

受付で「小さなポシェットの持ち込みは可能か?」を聞いたら、NGの回答でした。

荷物はロッカーに入れるか、透明バックに入れるよう言われました。

ロッカー使用時に1ユーロコインが必要です。

1ユーロは使用後に戻ります。

ロッカーは、リュックが入る程度の大きさです。

日本の駅にあるロッカーよりも小さいので、キャリーケースなどは入りません。

入館証を受付で貰う

ラトビア 国立図書館1階の受付
ラトビア 国立図書館 入館証
荷物を預け身軽になったら、1階中央の受付へ。

そこで、係の人に「中へ入りたい」と伝えます。

すると、ゲスト用の入館証を無料で渡されます。
(この時、用紙の記入などはありませんでした)

この入館証を改札のようなゲートにかざし、奥へ進みます。

ラトビア国立図書館のオシャレな館内

 館内は吹き抜けになっており、図書室は各専門分野に分かれていました。

サインデザインや館内の椅子、インテリアの全てが素敵でした。

館内は、あらゆる場所で皆さん勉強しているので撮影しづらく、写真がありません。

素敵さが伝わらず残念です。
正面奥には、たくさんの本が並んだディスプレイがあり圧巻されました。

ラトビア国立図書館は無料の眺望スポットだった

リガの旧市街を一望できるスポットは、以前紹介した「聖ペテロ」とリガの駅裏にある「科学アカデミー」が有名です。

料金は「聖ペテロ」が9ユーロ、「科学アカデミー」が5ユーロ必要です。

しかし、「ラトビア国立図書館」は無料で素敵な眺望を堪能できました。

しかも「聖ペテロ」は、寒空の下で鉄格子に囲まれていましたが、こちらは暖かい部屋の中。

椅子に座ってゆっくり景色を眺めることができました。
聖ペテロの詳しい旅日記
リガ旧市街の観光名所巡り⑤聖ペテロ教会の塔に9ユーロの価値はあったか?

ラトビア国立図書館 休憩所からの眺めが素敵だった

各階には写真のような休憩所があります。

小声ですが、ここでは皆さんおしゃべりをしていました。
休憩所のソファの側には大きな窓があり、ダウガヴァ川対岸のリガ旧市街を望めます。
聖ペテロの眼下に広がるパノラマも良かったですが、こちらの景色も素敵です。
ラトビア国立図書館からの眺め
ラトビア国立図書館からの眺め
ソファに座り、リガの眺望を堪能しました。

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子供図書室は大人も立ち寄りたいオススメスポット

Children's Literature Centre(Bērnu literatūras centra)
こちらの図書館、当たり前ですがどの部屋も静か。

皆さん、真剣に勉強しているので邪魔にならないよう私語は厳禁です。

しかし、Level 7に唯一賑やかな場所があります。

それが、子供用の図書室「Children's Literature Centre(Bērnu literatūras centra)」。

この部屋は大人の我々も楽しみました

(主役の子供の邪魔にならないように)

写真のような立体的なディスプレイがあり、大人でもワクワクしました。
こちらは、リガの街を題材にした絵本のディスプレイ。

バッグの背景はリガの街並みです。

リガ旧市街を見渡せる窓付近は、子供達が遊ぶ小さな広場になっているので近づけませんでしたが、ここからの眺めも素晴らしかったです。

ラトビア国立図書館(National Library of Latvia)の情報

ラトビア国立図書館は各階によって開館時間が異なります。

また、季節によっても開館時間が違うのでお出かけ前に図書館のHPをご確認下さい。
  • 月-金 9:00-20:00
  • 土-日 10:00-17:00
図書館の公式HP https://www.lnb.lv/en/(英語)
開館時間のページhttps://www.lnb.lv/en/opening-times/opening-times
休館日一覧のページ https://www.lnb.lv/en/nll-maintenance-days-and-public-holidays-2018-and-summer-opening-times



次回は トリップアドバイザー1位の観光スポット「リガモーターミュージアム」へ公共交通機関で行く方法です
(こちらは2017年10月の情報です)

※ラトビア共和国の首都「Riga」は、「リガ」とも「リーガ」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「リガ」と表記します。

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