ビリニュスからトラカイ城へ日帰り旅行⑤安くて美味しい伝統料理キビナイ「SENOJI KIBININĖ」

トラカイへ行って食べたかったのが少数民族カラメイの伝統料理「キビナイ」。

トラカイ城の周辺には、「キビナイ」を食べられるお店がいくつもあり、レストラン選びに悩みます。

我々は、本「旅するリトアニア」に載っていたお店「SENOJI KIBININE」へ行きました。

トラカイのキビナイ料理レストラン「SENOJI KIBININE」

写真はお店のパンフレットより
「SENOJI KIBININE」はリトアニアに8店舗あります。

ビリニュスに合計3店舗ありますが、移動販売店以外のレストラン2軒は、ビリニュス旧市街から離れており、観光客には行きづらいです。

だから「SENOJI KIBININE」のキビナイが食べたい方は、トラカイで食べることをオススメします。

本に載っていた「SENOJI KIBININE」トラカイ店へ

SENOJI KIBININEの看板
「SENOJI KIBININE」は、トラカイ城の橋近くに1店舗、お城から1km歩いた場所に2店舗あります。

本に載っていたお店はバスステーションとは逆方向。

トラカイ城を出たら右へ曲がり、約15分ほど歩きます。

ちなみに、湖に浮かぶトラカイ城を撮影するなら、西側の方が全体を撮影しやすいと思いました。
西側から撮影したトラカイ城

15分歩きたくないが、キビナイを食べたい方はお城近くのお店へ

15分歩くのが嫌な方は、トラカイ城の橋近くにキビナイ料理のお店が何店舗かあります。

看板やメニューを見ればキビナイ料理のお店かどうかはすぐにわかります。
キビナイ料理のお店
お店の外に置いてあった料理メニュー
キビナイを持ったカライメの看板
トラカイ城の橋近くの「SENOJI KIBININE」外観
こちらはトリコが行った「SENOJI KIBININE」の系列店。

トラカイ城の橋のすぐそばにありあます。

トラカイの愛の橋??「Geležinis karaimų tiltas」

トラカイの橋「Geležinis karaimų tiltas」
「SENOJI KIBININE」へ行く途中、南京錠がたくさんぶら下がった橋を渡りました。

「Geležinis karaimų tiltas」 という橋です。

ハート柄の南京錠が多いので、恋人たちが永遠の愛を誓って鍵をかけたのでしょう。

由来が気になり調べましたが、わかりませんでした。
Geležinis karaimų tiltasにはハート柄の南京錠がいっぱい

「SENOJI KIBININE」に到着。。。同じ店が2軒ある??

奥が「SENOJI KIBININE Trakai」、手前が「SENOJI KIBININE Pizzeria」
Karaimų(カライム)通りを歩いていたら、右手に同じ看板のお店が2店舗現れました。

よく見ると、手前のお店にはピザを持った木彫りのおじさんが立っています。
SENOJI KIBININE Pizzeria
HPを帰国して見たら、63番地のお店は「SENOJI KIBININE」が経営する「ピザ店」でした。

メニューにはキビナイも載っていたので、ピザとキビナイを両方食べたいという方は、手前のお店が良いと思います。
(奥のお店「SENOJI KIBININE Trakai」には、ピザメニューはありませんでした。)

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「SENOJI KIBININE」でカライメの伝統料理キビナイを食べる

SENOJI KIBININE Trakaiの店内
「SENOJI KIBININE Trakai」は、2階建のお店です。

到着した時間はお昼の12時過ぎ。

店内は混み合っておらず、好きな席に座るよう言われました。

2階の奥には湖を見ることができる部屋がありましたが、そちらは「予約席」で座れず。

我々は、1階を見下ろすことのできる2階の席に座りました。

KIBININE(キビナイ)とは?

キビナイは「羊の肉を包んだミートパイ」のような料理です。

元々は羊の肉のみだったようですが、現在はバラエティに富み、野菜やキノコ、豚肉、チーズなどいろいろな具材があります。

本「旅するリトアニア」によると、元々は、持ち運びができて食べやすいものとして考案されたそうです。

「SENOJI KIBININE Trakai」のキビナイ メニュー

SENOJI KIBININEのキビナイメニュー
メニューに英語表記はありました。

しかし、不安な方はあらかじめお店のHPで料理を決めておくと安心です。 http://www.kibinas.lt/meniu/senoji-kibinine-trakai-1

マーク付きのキビナイがオススメのようです。

メニューの一番上から
  • 羊肉のキビナイ 2.1ユーロ
  • 牛肉のキビナイ 1.9ユーロ
  • 豚肉のキビナイ 1.5ユーロ

Kibinai su jautiena(牛肉のキビナイ)1.9ユーロ(約257円)

羊か牛か豚かで悩みました。

マトンが定番のようですが臭かったら嫌だなと思い、豚は餃子っぽいかな?ということで、牛肉を選択。
SENOJI KIBININEの牛肉のキビナイ 1.9ユーロ(約257円)
熱々のキビナイが運ばれてきました。

キビナイ美味しいです!!

生地の外側はサクサクしており、内側は牛肉の油を吸ってしっとり。

中の牛肉餡は「お肉を食べてるぞ」という満足感がありながら、しつこくなくとても気に入りました。

なぜ一つしか頼まなかったのか。。。後悔です。
SENOJI KIBININEの牛肉のキビナイの中身

「SENOJI KIBININE Trakai」ドリンクメニュー

SENOJI KIBININEのドリンクメニュー
「SENOJI KIBININE」のドリンクメニューは豊富。

冷たいジュースやホットドリンク、アルコールなど色々ありましたが、ボトルワインの種類が特に多かったです。

我々は雨の中を歩きまわり、体が冷えていたので、2人とも温かい飲み物を選択。
紅茶とホットワインを注文しました。

ちなみに紅茶は「tea」と「Brewed tea」がありました。

店員さんに尋ねると「Brewed tea」は3種類から選ぶことができると言われたので、フルーツティーを選びました。

ちなみに、ブラックコーヒーは1.2ユーロ(約162円)。安いです!!

Plikyta arbata(1.2ユーロ)とKarštas vynas(1.45ユーロ)

SENOJI KIBININE 左フルーツティー 右ホットワイン
写真の右が「Karštas vynas(ホットワイン) 1.45ユーロ(約196円)」。

レモンは必要ですか?というようなことを聞かれたので、とりあえず「はい」と答えたら、別料金でした。

レモンはサービスではなく、「Citrina 0.3ユーロ(約41円)」だったと会計時に知りました。

写真左は、Plikyta arbata(Brewed tea)1.2ユーロ(約162円)。

ベリー系のフルーツティーでした。

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「SENOJI KIBININE」の地元民向け激安ランチ

平日11時から14時まで注文できるお得なランチセットがありました。

頼む予定ではなかったのですが、1階席の地元民らしき男性たちが美味しそうに食べていたので注文。
2017年10月の日替わりランチメニュー
ランチの内容は日替わりで、2.6ユーロ(約351円)のセットと3.85(約520円)ユーロのセットの2種類ありました。

メニューはリトアニア語しかなく、HPにも英語メニューはありません。

グーグルで翻訳すると火曜日の2.6ユーロ(約351円)セットは「スープとぎょうざ」、
3.85ユーロ(約520円)セットは「スープと豚とピラフ」でした。

「SENOJI KIBININE」の日替わりランチ 3.85ユーロ(約520円)

「SENOJI KIBININE」の日替わりランチ 3.85ユーロ(約520円)
メインプレートとスープ、パンがセットで3.85ユーロ(約520円)。

本日のスープ

SENOJI KIBININEのランチの日替わりスープ
ティーカップよりも大きなスープカップに入っていました。

スープの味はごく普通のコンソメ味でしたが、雨で冷えた体を温めてくれ、生き返りました。

ランチのパンが多い!!

SENOJI KIBININEのランチのパン2種類
パンがとにかく多かったです。

2人だから気を使って多めに持ってきてくれた訳ではなく、これで多分1人前。

黒パンと普通のパンの2種類がカゴに入っていました。

豚のメイン料理

SENOJI KIBININEのランチの日替わりランチのメイン料理
豚肉はミラノ風カツレツのような、薄いトンカツでした。

付け合わせは、人参サラダとピラフ。

ボリューム満点でお値打ちですが、トラカイっぽい料理ではないので、ここで食べなくても良かったなと思いました。

「SENOJI KIBININE」のランチ 2018年少し値上げされました

2018年9月のランチメニュー
日替わりランチが少しだけ値上がりしていました。

安い方のランチが2.6ユーロから2.9ユーロに。

高い方のランチは、3.65ユーロの日もありましたが、全て3.85ユーロになっていました。
(スープがオプションになったかもしれません)

我々が行った時にはオプションメニューはありませんでしたが、現在は料金をプラスすれば色々セットにできるようです。
  • 日替わりサラダ 1ユーロ
  • 日替わりスープ 0.5ユーロ
  • デザート 1.5ユーロ
  • 飲み物 0.5ユーロ

キビナイ作り体験ができるらしい

写真はお店のパンフレットより
本「旅するリトアニア」には、予約をすればキビナイ作りを体験できると書いてありました。

生地から作り、完成品はレストランで食べられるようです。

パンフレットにも写真は載っていましたが、リトアニア語で詳細がわかりませんでした。
興味のある方はレストランにお問い合わせ下さい。
「SENOJI KIBININĖ」については、p42-p43で紹介されています。

旅するリトアニア著者 口尾麻美
グラフィック社
2014年発行 by Amazon

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SENOJI KIBININEのオススメ度 80/100

安くて美味しいキビナイでした。

1つだけしか頼まなかったので、定番の羊肉も注文すれば良かったと後悔しています。


トラカイ城から15分歩くのが嫌な方は、お城の近くにも「SENOJI KIBININE」はあります。

橋のすぐ側なので、気になった方は立ち寄ってみて下さい。
  • 料理の好き度(トリコ)★★★★☆
  • 料理の好き度(クマ坊)★★★★☆
  • お店の雰囲気&清潔度 ★★★☆☆
  • コストパフォーマンス ★★★★★
  • スタッフの雰囲気 ★★★★☆

「SENOJI KIBININĖ」 Trakai店の情報

SENOJI KIBININE Trakaiの

「SENOJI KIBININE Pizzeria」の情報

今回紹介したお店のすぐ隣に建っているお店。
キビナイも食べられるピザ店です。

SENOJI KIBININE「 Trakai near the bridge to castle」の情報

トラカイ城の橋の近くの店舗

SENOJI KIBININE「Food Trucks in Vilnius」の情報

SENOJI KIBININĖのフードトラック 写真はお店のパンフレットより
ビリニュス旧市街でキビナイを食べたいという方は、フードトラックで購入できます。

「Maxima」や「Rimi」、「IKI」などのスーパーで出店しているようです。
次回は ビリニュスからトラカイ城へ日帰り旅行⑥トラカイ観光に必要な時間&バスor電車でビリニュスへ帰る方法
(こちらは2017年10月の情報です)
(お店の情報は2018年9月に公式HPで調べた内容です)
※レートはトリコが両替した日(2017年10月)の1ユーロ=135円で計算しています。
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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