戦争が多かった当時は、湖が天然のお堀として城を守っていました。
地元では「小さなマルボルク城」と呼ばれていたそうで、ポーランドの世界遺産「マルボルク城」と雰囲気が似ています。
一部ドラクエ好きの間では「ドラクエ城」とも呼ばれているそうです。
今回はトラカイ城に関する下記の内容をお伝えします。
- 値上が続くトラカイ城
- トラカイ城の歴史
- 右のメイン施設
- 左の観光客がいない施設
- 広場の囚人器具
トラカイ城(Trakų salos pilis/Trakai Island Castle)
橋を渡り、門をくぐるとチケット売り場があります。トラカイ城の橋を渡った先の門 |
どんどん値上げされるトラカイ城のチケット
記念になりそうな、イラストが素敵なチケットでした |
ちなみに、口コミサイト4トラベルには5.21ユーロ、
2017年発行の地球の歩き方には6ユーロと書いてあったので、料金は短期間でどんどん値上がりしているようです。
最新の料金はhttp://www.trakaimuziejus.lt/tickets(英語)でご確認下さい。
トラカイ城の見学施設は2つあります
トラカイ城内 MAP |
メインは右手奥の建物。
まずはこちらから見学することをオススメします。
トイレは写真のMAPの左上の1箇所しかないので、右の施設へ行く前に立ち寄ることを忘れずに。
トラカイ城のメイン施設 |
左側の施設 |
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トラカイ城の歴史
トラカイ城の建設は、中世リトアニアの君主ケストゥティス (Kęstutis) により始められ、彼の息子であるヴィタウタスにより完成。14世紀後半にチュートン騎士団(ドイツ騎士団)を破り、トラカイ城はヴィタウタス(Vytautas)大公の住居となりました。
しかし、ヴィタウタス大公が亡くなると、権力がポーランド側へ移り、モスクワ大公国との戦争で城は荒廃。
廃墟となりましたが1961年から復元を開始し、1987年に15世紀当時の姿を取り戻しました。
城内では、トラカイ城の歴史や建築方法を模型などで詳しく紹介しています。
日本語の説明はありませんが、それなりに理解できました。
美しい木製の回廊
中庭には木製の回廊があります。これは宮殿の中へ入らずに、各部屋へを行ったり、荷物を運搬するため使用されたそうです。
トラカイ城の中庭 |
回廊の幅は並んでは歩き辛い狭さです |
左の建物の展示物紹介(メインじゃない方)
移動して門の左側の建物へ。
陶磁器の人形が並んでいました |
食器もいろいろ展示されてました |
日本風?の装飾品を数多く見ました |
しかし興味のないクマ坊は少し飽きていたので、時間のない方は省かれても良いかもしれません。
広場にはトラカイ城の牢獄のなごりが!!
かつてトラカイ城は、牢獄としても使用されていたそうです。門を入ってすぐの広場にはギロチン台や移動式の檻などが置かれていました。
移動式の檻 |
手錠付きの人型の檻? |
ギロチン台 |
トラカイ城の歴史については「地球の歩き方」や「旅するリトアニア」で知識を得ました。
トラカイの情報は、p202-p203で紹介されています。
A30 地球の歩き方 バルトの国々ダイヤモンド・ビッグ社
2017年発行 by Amazon
トラカイの情報は、p40-p43で紹介されています。
旅するリトアニア著者 口尾麻美
グラフィック社
2014年発行 by Amazon
トラカイ城(Trakų salos pilis/Trakai Island Castle)の情報
- http://www.trakaimuziejus.lt/island-castle
- Karaimų Str. 43 Trakai
- 休館日 シーズンによって異なります
- 4-10月 10:00-18:00 月休み
- 5-9月 10:00-19:00 無休
- 11-2月 9:00-17:00 月休み
- 入館料 大人 8ユーロ(2018年9月現在)
おまけ:トラカイ城を美しく撮影した本
トリコが撮影した素人写真では、「トラカイ城」の美しさは伝わらないと思います。「写真で巡る 世界の城」のトラカイ城はうっとりするほど美しく、その他のお城も本当に素敵です。
もし書店で見かけたら、一度手にとって見てください。
この本で美しい「トラカイ城」を知り、トラカイ旅行を決めました。
写真で巡る 世界の城雷鳥社 / 2016年発行 by Amazon
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次回はビリニュスからトラカイ城へ日帰り旅行④トラカイ記念土産と遊覧船の料金
(こちらは2017年10月の情報です)
(料金などの情報は2018年9月に公式HPで調べた内容です)
※レートはトリコが両替した日(2017年10月)の1ユーロ=135円で計算しています。(料金などの情報は2018年9月に公式HPで調べた内容です)
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。