ビリニュスからトラカイ城へ日帰り旅行②バス停から徒歩でトラカイ城へ行く

Trakai(トラカイ)はリトアニアのDzūkija(ズーキヤ)地方にあり、ビリニュスの前にリトアニアの首都があった街です。

ビリニュスからの距離は約30km。

バスや電車で片道30〜40分で行くことができます。

トラカイへ公共交通機関で行く方法は前回の旅日記をご覧下さい。
ビリニュスからトラカイ城へ日帰り旅行①バスor電車で行く方法と時刻表
今回は下記の内容を中心に、バスターミナルからトラカイ城まで徒歩で行く方法をご紹介します。
  • トラカイ バスステーションから歩いてトラカイ城へ
  • トラカイ バスステーションを出てVytauto(ヴィクタウト)通りへ
  • 分岐点「Šv. Jonas Nepomukas koplytstulpis」
  • トラカイ城へ続く湖畔のルート
  • もう一つの城跡「trakų pusiasalio pilis」
  • Karaimų(カライム)通りルートのカライメ博物館とキエネサ
  • トラカイ城へ行く道中のスーパー情報
  • 売店「Krautuve」でドリンクを購入

トラカイ バスステーションから歩いてトラカイ城へ行く道順

地図の真ん中下あたりが、トラカイのバスステーション。

ここから北上した場所にトラカイ城があります。
トラカイ(trakai)MAP
バス停からトラカイ城までの距離は約2.3km。

トラカイ城まで行く公共バスはないので、徒歩で向かいます。

早足なら約30分ほどですが、ゆっくり歩いたら約1時間弱かかりました。


MAPを見ると、バス停にタクシー乗り場のマークがあります。

しかし10月の平日の朝9時半には、タクシーは一台も停まっていませんでした。

トラカイ バスステーションを出てVytauto(ヴィクタウト)通りへ


10月平日朝の「trakai bus station」
トラカイのバスステーションを出ると真正面に湖が現れるので、右方向のVytauto(ヴィクタウト)通りへ。

写真のような看板があれば、そちらが右方向です。
トラカイ城方面にあるレストランの案内看板
写真はVytauto(ヴィクタウト)通り。

こちらの道をひたすら真っ直ぐ歩きます。

Trakai(トラカイ)のVytauto(ヴィクタウト)通り
途中、小さなボックス型の郵便局がありました。

小さいですが、奥に局員の方がちゃんと座っていました。
トラカイのポストオフィス
Vytauto(ヴィクタウト)通り沿いには、教会があります。

帰宅後、グーグルマップで調べたら、「Trakai Orthodox Church of the Nativity of the Most Holy Mother of God」という教会でした。
Trakai Orthodox Church
教会の中は自由に見学できました。
Trakai Orthodox Churchの内部
教会を通り過ぎるとキレイな緑の景色。

分岐点「Šv. Jonas Nepomukas koplytstulpis」

トラカイの白い塔「Šv. Jonas Nepomukas koplytstulpis」
こちらの白い塔は「Šv. Jonas Nepomukas koplytstulpis」。

ここから通りの名前がVytauto(ヴィクタウト)通りからKaraimų(カライム)通りになります。

道は二手に分かれますが、すぐに合流します。
合流した地点を真っ直ぐ進むと、お店が多い「Karaimų(カライム)通りのルート」。

白い塔を超えた地点を右に曲がると、湖のほとりへ行くことができます。

我々は、行きは湖のほとりを歩き、帰りはKaraimų(カライム)通りを歩きました。

スポンサーリンク


トラカイ城へ続く湖畔のルート

10月の平日の湖畔は、とても静かでした。

散歩する人もおらず、トラカイ城へ到着するまでにすれ違ったのは老夫婦1組のみ。
トラカイの湖近くの道
天気は雨。

手漕ぎボートを利用している人はいません。

夏はきっと賑やかで素敵な場所なんでしょう。
トラカイの湖に浮かんでいたボート
湖のほとりに廃墟のような建物がありました。

石で積み上げられた壁が崩れ、レンガで補修してあります。
先へ進むと数匹のネコに出会いました。

どのネコも警戒心が強く、近寄ることはできませんでした。
トラカイ湖畔で出会ったネコ
郷土料理「キビナイ」のお店を何軒か横切り先へ進むと。。。

トラカイ城が見えました。
トラカイ城と遊覧船
写真の小さな船はトラカイ城の橋のたもとから乗車できます。

橋を渡れば、いよいよトラカイ城です。
トラカイ城のチケット売り場は 橋を渡った先です

もう一つの城跡「trakų pusiasalio pilis」

湖畔のルートには14世紀の城址「trakų pusiasalio pilis」があります。
(写真のマップの朱色でマークしたポイント)

下記の公式サイトの説明を読むと、こちらはトラカイ城よりも古いお城だったようです。
http://www.trakaimuziejus.lt/pusiasalio-pilis
トラカイ14世紀の城址「trakų pusiasalio pilis」
城址内にはドミニコ修道院跡があり、現在は聖品芸術展示館として利用されています。

残念ながら休館日に訪れたので、中には入れませんでした。

聖品芸術展示館(Exhibition of Liturgical Art・Trakų muziejus)

Karaimų(カライム)通りルートの「カライメ博物館」と「キエネサ」

写真は公式HPより
帰りはKaraimų(カライム)通りを歩きました。

こちらの通りには「地球の歩き方」に載っているスポット「カライメ博物館」と「キエネサ(Kenesa)」という礼拝所があります。

どちらもトルコ系少数民族カライメ人に関連した施設です。

残念ながら我々が訪れた時は、礼拝所は工事中。カライメ博物館は休館日でした。

カライメ博物館(Karaite Ethnographic Museum)の情報

トラカイの情報は、p202-p203で紹介されています

A30 地球の歩き方 バルトの国々ダイヤモンド・ビッグ社 / 2017年発行
by Amazon

スポンサーリンク


トラカイ城へ行く道中のスーパー情報

バスステーションからトラカイ城へ行く途中には、2軒のスーパーがありました。

Maxima X (バスステーションから約350m)
  • Vytauto g., Trakai
  • 営業時間 8:00ー22:00 無休
IKI (バスステーションから約550m)
  • Vytauto g. 60, Trakai
  • 営業時間 8:00ー22:00 無休

売店「Krautuve」でドリンクを購入

トラカイ Vytauto(ヴィクタウト)通りの売店「Krautuve」
飲み物を買いに我々が立ち寄ったのは、スーパーではなく小さな売店「Krautuve」。

飲み物やお菓子の他に、トラカイのお土産も売っていました。

「Krautuve」のすぐそばには、「AJ Šokoladas」というリトアニアに何店舗かあるカフェ併設のチョコレートショップもあります。

「Krautuve」の棚には、ミニオンズとカーズのジュースがたくさん売っていました。

リトアニアの製品ではありませんが、カーズのおまけ付きオレンジジュース(写真中央)を購入。
写真中央のカーズのおまけ付きジュース1.15ユーロ(約155円)

カーズのおまけ付きジュース1.15ユーロ(約155円)

プラスチックのラベルをめくると、写真の部分におまけが埋め込まれていました。
黄色の部分がおまけ
おまけはカーズの子供向けパズルでした。

ジュースの味は。。。薄めのオレンジでしたが、喉が渇いていたので美味しくいただきました。

次回は ビリニュス からトラカイ城へ日帰り旅行③ドラクエお城!?と呼ばれるトラカイ城を見学
(こちらは2017年10月の情報です)
(各施設の情報は2018年9月に公式HPで調べた内容です)
※レートはトリコが両替した日(2017年10月)の1ユーロ=135円で計算しています。
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

 関連記事と広告