バルト三国のガイドブックはどの本を選べば良いか?
バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアへ行きたいなとお考えの皆さんが、まず遭遇する問題は、
「バルト三国の情報が少ない」
ということではないでしょうか?
バルト三国の本を徹底的に読んでみました |
ガイドブックの定番「るるぶ」は、2011年が最後の発行。
そして、その後更新されず。
「まっぷる」に関しては発行すらされず。。。
選ぶべき本は「地球の歩き方」しかないのか?
トリコが読んだ9冊の「バルト三国」関連の本
Amazon、大きな書店、図書館でバルト三国の本を探しまくり、「バルト三国」、「ラトビア」、「リトアニア」でヒットした本を9冊読みこみました。
結果、全体的に「雑貨好きの女性向けの本」が多く、男性向けの情報はあまり得られませんでした。
今回&次回に渡り、以下の順番でトリコが読んだ「バルト三国関連の本」をご紹介します。
バルト三国の旅行計画中に役立つ本(今回紹介)
- バルト三国 愛しきエストニア・ラトビア・リトアニア ←オススメ
- 世界遺産の都へ 「ラトビア」の魅力100
- ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事
- 旅するリトアニア
バルト三国旅行に持って行きたい本(今回紹介)
- 地球の歩き方 ←オススメ
- おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ←最新の本 オススメ
旅行計画前に読みたいバルト三国関連の本(次回紹介)
順番はオススメ度の高い順番です。
ショッピングするお店選びに役立ちました。
雑貨好き女子に好まれそうな可愛い本ですが、ガイドブックとしても役立つと思います。
地図はイラスト系でなく、しっかりと書かれた正確になタイプ。
お店の情報は、住所、HP、定休日、営業時間が見やすく書いてあり親切でした。
内容は、各国の紹介と観光地、雑貨店&飲食店の情報など。
商品や料理の値段が掲載されていないのは、残念でした。
トリコは、旅先にこの本を持参。移動中の暇な時に読んでいました。
バルト三国を周遊する団体ツアー参加の方は、移動の情報が多い「地球の歩き方」よりもこの本を持参されると良いかもしれません。
(ただし、お店の場所は、グーグルマップで調べておくことをオススメします)
各国のページバランスは下記の通り
エストニア P8ー84
ラトビア P86ー128
リトアニア P130ー183
ガイドブックというよりは、読み物として面白い本。
ラトビアの魅力を深く掘り下げた内容で、知識が深まりました。
他のガイドブックには載っていない情報もあるので、旅行前に読んでおくと役立つと思います。
この本に載っていたリガの「ラトビア国立図書館」は、行って良かったスポット。
川の向こうから見た旧市街は「聖ペトロ教会」から見る景色よりもトリコは好きでした。
お店の情報(住所、HP、定休日、営業時間)は、ページ後方にまとめて書かれているので見辛かったです。
この本も商品や料理の値段は載っておらず、残念でした。
こちらは「温かな手仕事」と買いてあるように、作家さんの工房や市場、民芸市、博物館などのハンドクラフト系情報を網羅した一冊です。
バルト三国の旅のテーマが観光名所巡りや美食巡りのような方には物足らない内容だと思います。
しかし、伝統工芸品好きな方には非常にオススメ。
こちらに掲載されていたリトアニアの機織工房で若い職人さんの実演を見ることができ、貴重な思い出となりました。
また、美術館の展示内容などが細かく書かれているので行きたいミュージアムを決めるのに役立ちました。
お店の情報は、住所、HP、定休日、営業時間が書かれています。
しかし、この本も商品や料理の値段、美術館の入館料は載っていませんでした。
リトアニアの雰囲気がよくわかる一冊です。
お店やリトアニアの食べ物などがセンス良く掲載されています。
地図はかなりおおまかで、掲載ショップは載っておらず主要観光名所だけなので、旅行中には役に立たないかも。
また、料理や商品の値段だけでなく、お店の詳細も書かれていないので、お店を探すのに苦労しました。
しかし、リトアニアだけを書いた本はこれ以外になかったので、旅行前の妄想を膨らませる予習本としては役立ちました。
その後、新しいバルト三国関連の本が発行されたので追加でご紹介します。(2018年5月現在)
新しい情報を少しずつ入れて、毎年新刊を出しています。
バルト三国の旅行に持って行くなら、この本が一番オススメできます。
というか「地球の歩き方」しか選択肢がありません。
しかし、こちらの本は細かすぎる情報のため、個人旅行以外の方は情報が多すぎるかも。
添乗員付きのバルト三国周遊ツアーなどの場合は、上で紹介した「バルト三国 愛しきエストニア・ラトビア・リトアニア」の方が良いかもしれません。
が、2018年3月に良い本が出版されたのでこちらも追加でご紹介します。
- 写真で巡る世界の城
- 週刊ユネスコ世界遺産 No.60 2002年 1/10-17号 バルト三国
最新の情報ではないが、余裕があれば読みたい本(次回紹介)
- 旅のコラージュ バルト3国の雑貨と暮らし
- るるぶ バルト三国
バルト三国の旅行計画中に役立つ本
バルト三国旅行を計画する上で、トリコが「参考になったな」と思う本をご紹介します。順番はオススメ度の高い順番です。
バルト三国 愛しきエストニア・ラトビア・リトアニア(1600円+税)←オススメ
オススメできる本です |
雑貨好き女子に好まれそうな可愛い本ですが、ガイドブックとしても役立つと思います。
地図はイラスト系でなく、しっかりと書かれた正確になタイプ。
お店の情報は、住所、HP、定休日、営業時間が見やすく書いてあり親切でした。
内容は、各国の紹介と観光地、雑貨店&飲食店の情報など。
商品や料理の値段が掲載されていないのは、残念でした。
トリコは、旅先にこの本を持参。移動中の暇な時に読んでいました。
バルト三国を周遊する団体ツアー参加の方は、移動の情報が多い「地球の歩き方」よりもこの本を持参されると良いかもしれません。
(ただし、お店の場所は、グーグルマップで調べておくことをオススメします)
各国のページバランスは下記の通り
エストニア P8ー84
ラトビア P86ー128
リトアニア P130ー183
バルト三国 愛しきエストニア、ラトビア、リトアニアへ
著者 Sanna
書肆侃侃房
2016年発行
by Amazon
世界遺産の都へ 「ラトビア」の魅力100 1500円+税
ラトビアにだけ行く人は読んでおくと良いかも |
ラトビアの魅力を深く掘り下げた内容で、知識が深まりました。
他のガイドブックには載っていない情報もあるので、旅行前に読んでおくと役立つと思います。
この本に載っていたリガの「ラトビア国立図書館」は、行って良かったスポット。
川の向こうから見た旧市街は「聖ペトロ教会」から見る景色よりもトリコは好きでした。
お店の情報(住所、HP、定休日、営業時間)は、ページ後方にまとめて書かれているので見辛かったです。
この本も商品や料理の値段は載っておらず、残念でした。
世界遺産の都へ 「ラトビア」の魅力100
著者 ウエミチ メグミ、三宅貴男、西田孝広
雷鳥社
2017年発行
by Amazon
ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事(1800円+税)
伝統工芸好きな方に読んで欲しい一冊 |
バルト三国の旅のテーマが観光名所巡りや美食巡りのような方には物足らない内容だと思います。
しかし、伝統工芸品好きな方には非常にオススメ。
こちらに掲載されていたリトアニアの機織工房で若い職人さんの実演を見ることができ、貴重な思い出となりました。
また、美術館の展示内容などが細かく書かれているので行きたいミュージアムを決めるのに役立ちました。
お店の情報は、住所、HP、定休日、営業時間が書かれています。
しかし、この本も商品や料理の値段、美術館の入館料は載っていませんでした。
ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事
著者 赤木 真弓
誠文堂新光社
2014年発行
by Amazon
旅するリトアニア 1500円+税
お店やリトアニアの食べ物などがセンス良く掲載されています。
地図はかなりおおまかで、掲載ショップは載っておらず主要観光名所だけなので、旅行中には役に立たないかも。
また、料理や商品の値段だけでなく、お店の詳細も書かれていないので、お店を探すのに苦労しました。
しかし、リトアニアだけを書いた本はこれ以外になかったので、旅行前の妄想を膨らませる予習本としては役立ちました。
伝統料理のレシピが載っているので、料理好きな方は、これを読んで現地のスーパーでお買い物するのも良いと思います。
旅するリトアニア
著者 口尾麻美
グラフィック社
2014年発行
by Amazon
バルト三国旅行に持って行きたい本
結局、バルト三国関連の本で旅行中に役立つガイドブックと呼べる本は、この本しかありませんでした。(2018年3月現在)その後、新しいバルト三国関連の本が発行されたので追加でご紹介します。(2018年5月現在)
地球の歩き方←オススメ
個人旅行者のガイドブックの定番。新しい情報を少しずつ入れて、毎年新刊を出しています。
バルト三国の旅行に持って行くなら、この本が一番オススメできます。
しかし、こちらの本は細かすぎる情報のため、個人旅行以外の方は情報が多すぎるかも。
添乗員付きのバルト三国周遊ツアーなどの場合は、上で紹介した「バルト三国 愛しきエストニア・ラトビア・リトアニア」の方が良いかもしれません。
A30 地球の歩き方 バルトの国々
ダイヤモンド・ビッグ社
2017年発行
by Amazon
おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ ←オススメ
「地球の歩き方」しかバルト三国へ持参するガイドブックはない!!言い切りました。が、2018年3月に良い本が出版されたのでこちらも追加でご紹介します。
この本は、飲食店や雑貨屋の情報が最新で、おしゃれなお店から定番のお店まで多数掲載。
雑貨&グルメ好きの方にオススメできる本です。
お店の住所、電話番号、営業時間、定休日は書かれています。(商品の価格は載っていません)
この手の本は地図がデザイン的でわかりにくいことが多いのですが、縮尺が大きくこの地図は見やすい。
通りの名前が書いてあり、この地図ならお店にたどり着けると思いました。
ただし、観光名所の情報や説明文は少なめ。
歴史好きの方や都心部以外も周る予定の方は、こちらよりも「地球の歩き方」の方が役立つと思います。
しかし、町歩きや買い物がメインの旅行スタイルの方には「地球の歩き方」よりもこちらがオススメ。
ガイドブックとしてやや物足りなさはありますが、旅行計画中には役立つと思います。
おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ (旅のヒントBOOK)
著者 渋谷 智子
イカロス出版
2018年発行
by Amazon
次回は バルト三国のガイドブック② 旅行計画前 & 古い本 編です。
今回紹介した本を全部読んでしまって余裕のある方は、次回紹介する本も読んでみて下さい。
(こちらは2018年3月の情報です。2018年5月に本を追加しました)