ビリニュス観光⑮ナポレオンを魅了した聖アンナ教会とベルナルディン教会

ナポレオンを魅了した聖アンナ教会
今回はビリニュス旧市街のMaironio(マイロニオ)通りにある2つの教会、「聖アンナ教会」と「ベルナルディン教会」をご紹介します。

聖アンナ教会は、ぜひ訪れて欲しい教会の一つですが、冬季の平日は2時間しか開いていません。

スケジュールを組む際は、注意が必要です。

今回紹介する主な内容
  • 美しいレンガの聖アンナ(オノス)教会
  • ナポレオンの逸話に納得!!門も教会内も美しい聖アンナ教会
  • 注意!!冬季の平日は見学できる時間が短い
  • 聖アンナ教会のオススメ度と情報
  • ベルナルディン教会の見所
  • ベルナルディン教会のオススメ度と情報
  • ベルナルディン教会の有料ガイドツアー

美しいレンガの聖アンナ(オノス)教会(Šv. Onos bažnyčia/St. Anne's Church)

旧市街の東側にある「聖アンナ教会」は、15世紀末に建てられた後期ゴシック様式の教会。

1812年にナポレオンが訪れた際、教会のあまりの美しさに「わが手に収めてフランスに持ち帰りたい」と語った逸話が有名です。
「おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ」の本によると、「聖アンナ教会」は33種類の形が異なるレンガを使用しているそうです。

じっくり見ると、教会上部は色々な組み方をしたレンガ造りで、滑らかな曲線までもが全てレンガでした。

「これを設計した建築士と建てた職人さんはズゴイ!!」と、暫くの時間見入りました。
「ベルナルディン教会」の入口から見た「聖アンナ教会」
聖アンナ教会の他、バルト三国の見所をたくさん紹介しています
おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ (旅のヒントBOOK)
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聖アンナ教会は入口の門も美しい

聖アンナ教会の入口
では、聖アンナ教会の中へ。

この写真の扉が開いていれば見学可能です。

重厚な扉には装飾が施されており、こちらも素敵でした。

ナポレオンの逸話に納得!!

聖アンナ教会の内部
教会内に一歩足を踏み入れると、ステンドグラスの美しさに見惚れてしまいました。

単色だった外のレンガ造りとのギャップが!!

教会内部はキラキラと華やかでした。

ナポレオンの逸話を本で読んだ時は、話を盛りすぎでは??と思いましたが、教会内部を見て納得。

聖アンナ教会は冬季の平日は見学時間が短いので、行くかどうか悩みましたが、訪れて良かったです。

クマ坊が頑なに行きたいと言わなければ、後悔するところでした!!

注意!!冬季の平日は見学できる時間が短い

17時半から礼拝の時間でした
10月から4月の平日は、16時半から18時半までしか教会内は見学できません。

そして、17時半から礼拝の時間です。

我々が10月の平日17時15分に行くと、すでに信者の方が着席し始めていました。

礼拝の時間は遠慮した方が良いため残念ながら10分程度しか滞在できませんでした。

ゆっくり見学したい方は、できれば冬季の平日は16時半に行くことをオススメします。

聖アンナ教会(Šv. Onos bažnyčia/St. Anne's Church)の情報

聖アンナ教会のオススメ度 ★★★★★
聖アンナ教会 入口に貼られていた案内 ミサの時間など詳細が書かれていました
5月-9月 (月休
  • 火-土 10:30-18:30
  • 日 8:00-19:00
10月-4月 (月休)
  • 火-金 16:30-18:30
  • 土 10:30-18:30
  • 日 8:00-17:00
※案内を見ると「火-土17:30、日10:00, 11:00」は、礼拝の時間のようです。
見学は避けた方が無難だと思います。


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ベルナルディン教会(Bernardinų parapija/Bernardine Church)

Maironio(マイロニオ)通りからだと、聖アンナ教会と鐘楼の間に見ることができる「ベルナルディン教会(Vilniaus šv. Pranciškaus Asyžiečio (Bernardinų) parapija)」。

こちらは、15世紀半ばにフランシスコ会によって創設された教会と修道院です。
ベルナルディン教会の入口
ベルナルディン教会へ行くには、こちらの門を通って中に入ります。
ベルナルディン教会 入口近くの像
教会入口付近には、古い木製の十字架や写真のような像がありました。

ベルナルディン教会の内部

細かな装飾の木製の祭壇が立派。

西ヨーロッパでよく見る教会の印象でした。
ベルナルディン教会の中
地球の歩き方に書かれていた
『奇跡を起こすとされる金箔された十字架を抱く18世紀バロック様式の木製祭壇』は多分こちら。。。だと思います。
立派な木製祭壇
地球の歩き方によると、木製祭壇や北側の天井、北側のフレスコ画が見所とのこと。

キリスト受難を描いたフレスコ画は16世紀のもので、北側の塗装の下から発見されたそうです。

また北側の天井には、「十字、星、クリスタル」と呼ばれるゴシック装飾が並んで見られます。。。

と書かれていましたが、我々は「十字、星、クリスタル」がわかりませんでした。
聖アンナ教会についてはp193、ベルナルディン教会についてはp194で紹介されています。
A30 地球の歩き方 バルトの国々
ダイヤモンド・ビッグ社 / 2017年発行 by Amazon

ベルナルディン教会(Bernardinų parapija/Bernardine Church)の情報

ベルナルディン教会のオススメ度 ★★★☆☆
ベルナルディン教会入口の案内板
  • Maironio g. 10, Vilnius
  • http://www.bernardinuparapija.lt/
  • 拝観は無料(礼拝所内に日本のお賽銭箱のような寄付を入れるボックスがあります)
  • 月-火 7:30-18:00
  • 水-金 7:30-19:00
  • 土 8:30-19:00
  • 日 8:30-18:00
※地球の歩き方には、7:00-19:00が開いていると書かれていますが、実際は上記のように曜日によって違います。

※入り口の案内を見ると下記は、礼拝の時間のようです。見学は避けた方が無難だと思います。
  • 月-火 7:30
  • 水-金 7:30、18:00
  • 土 9:00、18:00
  • 日 9:00、10:30、13:00、17:00

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ベルナルディン教会の有料ガイドツアー

ベルナルディン教会入口に貼られていたガイドツアーの案内
フレスコ画が発見された修道院の回廊部分や、300年以上、修道士が埋葬された地下墓地、美しい天井裏などはガイドツアーでのみ見学できます。

原則5名以上のグループで予約可能ですが、個人でも参加できるツアーもあるようです。

開催日は下記の電話番号かメールでお問い合わせ下さい。

  • 火-土 9:00-13:00
  • 5人以上で予約可(電話、またはメールで2日前までに申し込み)
  • 有料
  • e-mail pranciskonunamai@inbox.lt
  • 電話 +370 682 40216

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※バルト リトアニア旅日記は2回お休みです。
バルト2国の旅日記の続きはこちら
ビリニュス観光⑯ウジュピス共和国(Užupio Respublika)ってどんなとこ??

(こちらは2017年10月の情報です)
(教会の時間などの情報は2018年12月に公式HPで調べた内容です)
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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