ビリニュス観光⑯ウジュピス共和国(Užupio Respublika)ってどんなとこ??

ウジュピスのシンボル像はラッパを吹く天使
2回ほど無印とタリーズの福袋ネタが入りましたが、再びバルト2国の旅日記です。

バルト旅日記の前回までは、ビリニュス旧市街の「聖アンナ教会」と「ベルナルディン教会」を紹介しました。
前回のバルト2国の旅日記
ビリニュス観光⑮ナポレオンを魅了した聖アンナ教会とベルナルディン教会
今回は「ベルナルディン教会」の側を流れるビリニャ(vilnia)川の向こうにある国(?)、ウジュピス共和国の紹介です。

ウジュピス共和国とは?アート作品がいっぱいの街でした

ウジュピス(Užupis)共和国にはアート作品がいっぱい!!
本「ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事」と「地球の歩き方」によると、「Užupis(ウジュピス)」は、ビリニュス旧市街の川向こうの『共和国』。

旧市街の東「ウジュピス」は、15世紀頃は労働者や職人が住むエリアで、
16世紀に橋が架けられるまでは、旧市街から途絶されていました。

しかし1980年代以降、安い土地を求めた若い芸術家達が移り住むようになり、1997年に「芸術共和国」として独立を宣言。

実際には国ではありませんが、現在ギャラリーなどが次々とオープンし、注目のエリアです。
ブーツに花が生けてありました!!
ウジュピス共和国には、至るところにアート作品があります。

残念な落書きも多々ありましたが、民家の外に写真のようなブーツに生けた花があり、住民の意識の高さを感じました。
ウジュピスの情報はp132で紹介されています。
ウジュピスのカフェや、鍛冶屋さん、リネンショップの情報はp133で紹介されています。

ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事
著者 赤木 真弓 / 誠文堂新光社 / 2014年発行  by Amazon

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ウジュピス橋を渡ってウジュピス共和国へ行く!!

ビリニャ(Vilnia)川に囲まれた、旧市街の右岸エリアが「ウジュピス共和国」。

この「ウジュピス共和国」と「ビリニュス旧市街」を結ぶ橋は何本かありますが、入国は「ウジュピオ橋」からがオススメ。

「ウジュピオ橋」には共和国の看板も掲げられており、メインの「ウジュピオ(Užupio)通り」も、ここがスタート地点です。
ウジュピオ橋にあるウジュピス共和国(Užupio Respublika)の看板
毎年4月1日は「ウジュピス共和国の独立記念日」として、検問所が設けられパスポートがないと入ることができないそうです。
ビリニャ(Vilnia)川に飾られたアート作品
ウジュピス橋には、たくさんの鍵がくくりつけられていました。

鍵の由来を調べましたが、残念ながらわかりませんでした。

ただ、「ウジュピスの人魚像は見つけると幸せになれる」と言われているらしいので、それに関連しているかもしれません。
橋にはたくさんの南京錠がつけられていました。

ウジュピスのシンボル像はラッパを吹く天使「Angel of Užupis」

ウジュピス(Užupis)共和国の独立記念日に作られた「Angel of Užupis」
ラッパを吹く天使像は、ウジュピスのシンボル「Angel of Užupis」。

2002年の独立記念日に作られた記念碑です。

「ウジュピス橋」からウジュピス共和国のメイン通り「ウジュピオ(Užupio)通り」を進み、三角形の広場に像はあります。

ウジュピス橋からシンボルの天使像までは徒歩で約3分ほど。

ウジュピオ橋の人魚像とバルトの人魚伝説

ウジュピオ橋のビリニュス旧市街側の護岸に、空を見上げる人魚像が座っており、見つけると幸せになれると言われています。
リトアニア ウジュピオ橋の人魚像
バルトの人魚伝説は、地元で有名らしいのですが、この像がそれに関係しているかどうかは不明です。

ちなみにその民話は、バルト海の女神Jūratė (人魚)と人間(漁師)の禁断の愛を描いた悲しい結末のお話。

特産品の琥珀は、民話と深く関わりがあり、琥珀は人魚の住んでいた宮殿の欠片や、人魚の涙と言われているそうです。

このお話に興味があり、日本で探しましたが見つけられず。。。

リトアニアでは絵本にもなっているようなので、気になった方は探してみて下さい。

次回は ビリニュス観光⑰女心を鷲掴みのミュージアム「Museum of Applied Arts and Design」
(こちらは2017年10月の情報です) 
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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