ビリニュス観光⑰女心を鷲掴みのミュージアム「Museum of Applied Arts and Design」

Taikomosios Dailes Muziejusの展示ドレス
今回は「ゲディミナス城」のすぐそばにある「Taikomosios Dailes Muziejus/Museum of Applied Arts and Design」をご紹介します。

訪れる人が少ないからか、口コミサイトのランキングは低め。

しかし、トリコは大・大・大満足のミュージアムでした。

ファッション好きな方に、是非とも訪れて欲しいオススメスポットです!!

工芸とデザインの博物館(Taikomosios Dailes Muziejus/ Museum of Applied Arts and Design)

Taikomosios Dailes Muziejusの入口
こちらのミュージアムは、フォートラベルでは「工芸博物館」と訳され、地球の歩き方では「工芸とデザインの博物館」と訳されています。
旅行クチコミサイト「フォートラベル」の「工芸博物館」紹介ページ
http://4travel.jp/overseas/area/europe/lithuania/vilnius/kankospot/10438524/
地球の歩き方の地図ページは「工芸とデザインの博物館」ですが、紹介ページは「工芸博物館」となっており、ややこしい。
(しかも、地球の歩き方の紹介内容が少し違うような気もします)

入館料は2ユーロ!!無料クローク有り

開館時間は遅めの11時です。(月曜休み)

トリコが10時50分頃行くと、開館待ちの外国人がチラホラ待機していました。

開館とともに中へ入り、チケットを購入。
トリコ訪問時は大人1.8ユーロでしたが、現在2ユーロに値上げされています。

Taikomosios Dailes Muziejus チケット売り場
コートや大きな鞄は、奥のクロークで無料で預けることができます。

クロークの受付マダムに荷物の引き換え札を貰った際、リトアニア語でありがとうの意味の「Ačiū!(アチュー)」を言うと。。。

マダムはトリコの下手な発音が気になったようで、
「ア」、「チュー」と区切るんだとゆっくり発音。

笑顔で訂正してくれました。

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工芸とデザインの博物館〜これまでの企画展とこれからの企画展〜

トリコが行った2017年10月は、下記の企画展を開催していました。
Exhibition "Three Centuries of Fashion" from the Collection of Alexandre Vassiliev
2014年9月4日〜2018年10月18日
Taikomosios Dailes Muziejus 展示ドレス
1740年代から1960年代にかけての3世紀に渡る女性と男性のファッションを展示。

その当時の流行がよくわかる内容で、展示物の説明が理解できなくても楽しむことができました。

トリコの訪問時は、写真撮影OKでしたが、展示内容によってはNGかもしれません。
学芸員の方にお尋ね下さい。

美しいドレスやファッション小物にウットリ!!

細かな細工の帽子は、木に咲く花のようにディスプレイされていました。

帽子は、フランスやアメリカで1920年から1960年に作られたものです。
Taikomosios Dailes Muziejus 帽子の展示
1955年にイタリアで製作された、紫の小花が美しいドレス。
Taikomosios Dailes Muziejusの展示ドレス
Taikomosios Dailes Muziejus 展示ドレス
中央のピンク色のシルクドレスは、1963年のクリスチャンディオールのもの。
Taikomosios Dailes Muziejus 展示ドレス
ファッション小物はテーマごとに、ケースに展示されていました。

こちらは、ヘビやワニなど爬虫類系。
Taikomosios Dailes Muziejus 展示物
こちらは、花がモチーフのフラワー系小物。
Taikomosios Dailes Muziejus 展示物

アートガラス展「Monologai」

別の部屋ではガラスのアート作品を展示する企画展「Monologai」が開催されていました。(2017年 9月13日から11月13日)

「石川県能登島ガラス美術館」のような、現代的なガラス工芸品を多数見ることができました。
Taikomosios Dailes Muziejus 逆さになったグラスのアート作品

現在開催中の企画展「The Magicians of Parisian Fashion. 1920–1999」

現在は下記の企画展を開催中です。
The Magicians of Parisian Fashion. 1920–1999 (パリのファッションの魔術師1920-1999)」
2018年9月20日〜2020年8月20日
写真は 公式HP「The Magicians of Parisian Fashion. 1920–1999」の案内ページより
ランバン、シャネル、ディオール、サンローラン、ジバンシイ、ピエールカルダンなど、パリの有名なデザイナー9人の作品を展示中。

各デザイナーの歴史的背景などを学ぶことができるようです。
今後の企画展は下記の公式HPで確認できます
https://www.ldm.lt/en/tdm/whats-on/

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Taikomosios Dailes Muziejusの常設展

企画展の上の階が常設展でした。

家具や食器など伝統的な工芸品が展示されていました。
Taikomosios Dailes Muziejus 常設展
Taikomosios Dailes Muziejus 常設展

女性をうっとりさせるミュージアム

「Taikomosios Dailes Muziejus/Museum of Applied Arts and Design」のオススメ度 ★★★★☆
ビリニュスで最も有意義な時間を過ごすことができました
以前紹介した「おもちゃ博物館」は1人で見学するには寂しいミュージアムでしたが、こちらは1人でゆっくり見学できて良かったです。

どの作品も刺繍などの細工が細かく、本当に素晴らしかった!!

ため息が出るほど美しいオートクチュールドレスの数々は、見ていて飽きなかったです。

ちなみにこの時クマ坊は。。。

クマ坊は美術館にあまり興味がないので、入り口横の長椅子で待機。そのまま眠ってしまったそうです。
(散策したかったが、雨で歩き回るのが面倒だったらしい)

トイレは入館ゲートの外にあり、自由に利用できて助かったそうです。

Taikomosios Dailes Muziejus/ Museum of Applied Arts and Designの情報

※クロークがあるので、手荷物やコートを無料で預けることができます

次回は ビリニュス観光⑱学生でなくても見学OK!!歴史的建造物の宝庫ビリニュス大学
(こちらは2017年10月の情報です)
(企画展の情報や料金は2018年12月に公式HPで調べた内容です)
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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