ビリニュス観光⑳事前予約必須!!ビリニュス大学のガイド付きツアーは参加する価値あり

ビリニュス大学の古書室「Franciszek Smuglewicz Hall」
これまで一般人でも見学できるビリニュス大学について2回ほどご紹介しました。
今回は予約しないと見学できない「ビリニュス大学 ガイド付きツアー」など、下記の内容をお伝えします。
  • ビリニュス大学 ガイド付きツアーの料金と見学時間
  • 1人参加もOK!!ビリニュス大学ガイド付きツアーの予約方法
  • ビリニュス大学のガイド付きツアーの受付場所
  • 重い荷物はロッカーへ!!服装はズボンがベスト
  • 美しい古書室「Franciszek Smuglewicz Hall」を見学
  • 「White Hall (Observatory)」を見学
  • 「White Hall」からの大パノラマは 階段をひたすら登る

「ビリニュス大学 ガイド付きツアー」の予約方法と料金?

ガイド付きツアーで見学できる ビリニュス大学のWhite Hall

ビリニュス大学は歴史ある大学で、構内には貴重な建物やフレスコ画が多数あり、学内は有料で見学できます。

見学方法は2パターンあり、
予約が必要な「ガイド付きツアー(Guided tour in VU Library)」と、
以前紹介した予約不要で個人で見学する「Vilnius University Architectural Ensemble」があります。

今回紹介する「ガイド付きツアー」は貴重な部屋を見ることができますが、見学日時などが制約されます。

旅行日程が決まったら、早めに予約することをオススメします。


ビリニュス大学 ガイド付きツアーの料金と見学時間

ビリニュス大学
2018年12月、現在の料金は大人8ユーロ、学生は2ユーロ。
(2017年10月は大人5ユーロだったので、大幅に値上がりしています)

小学生以下の子供は参加できません。

ガイド付きツアーは、リトアニア語、英語、ロシア語、ポーランド語のいずれかの言語を選択できます。

見学時間は、1時間半程度。

毎日9:00から15:00まで、ガイド付きツアーは行われています。(金曜日は14:00まで)
ツアー内容や料金は変更の可能性もあります。
詳細は下記の公式サイトをご覧下さい。
https://biblioteka.vu.lt/en/research-and-studies/user-service/guided-tour(英語)

1人参加もOK!!ビリニュス大学ガイド付きツアーを予約する

最低4人以上で「ガイド付きツアー」は開催されますが、4人グループでなくても申し込みは可能。

その場合、他のグループに混ぜてもらい、ツアーをまわります。

ビリニュス大学 ガイド付きツアーの予約画面

下記の予約フォームからツアーの申し込みを行います。
ビリニュス大学ガイド付きツアーの予約画面へ
https://biblioteka.vu.lt/en/research-and-studies/user-service/guided-tour/guided-tour-order-form(英語)
ビリニュス大学ガイド付きツアーの予約画面
予約画面で下記の9項目を英語(ローマ字)で入力。

我々は「+81」の国番号を付けた携帯番号と、ビリニュスで滞在するホテルの電話番号も記入しました。
  • 名前
  • 苗字
  • 会社名
  • E-mailアドレス
  • 電話番号
  • 都市名
  • 国名
続いて、希望日時と希望言語を選択し、観光客か学生かを選択。

請求書が必要な場合はイエス、不要な場合はノーを選択します。

これで一番下の緑ボタン「SUBMIT」を押したら申込みは完了。
ビリニュス大学ガイド付きツアーの予約申込み完了画面
完了後は上記のように「Thank you」と表示されます。

申込翌日「Guided tour in VU Library」メールが届く

ガイド付きツアーの予約申込みをしたのが、見学希望の10日前の「10月1日の16時」。

翌日「10月2日14時」に「Guided tour in VU Library」という件名でメールが届きました。

我々は「10月11日 10時」を希望しましたが、予約人員に満たないため、その時間はNGとのこと。

代替案として「10月11日 15時」or「10月13日 14時」を提示されました。

ということで、届いたメールアドレスに「10月11日 15時希望」と書き、10月2日18時45分に返信。

そのわずか40分後に、申込み完了メールが届きました。

英語が苦手なトリコですが、グーグル翻訳機能を使って簡単に予約できました。

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「ビリニュス大学のガイド付きツアー」まずは受付へ

ガイド付きツアーとセルフツアーは受付場所が違います。

以前紹介したセルフツアー「Vilnius University Architectural Ensemble」のチケットオフィスは大学向かって左側ですが、「ガイド付きツアー(Guided tour in VU Library)」は右側です。

Guided tour in VU Libraryの入口は右側
メールに添付されていた入口から入ります。
Guided tour in VU Libraryのメールに添付されていた地図
学生さんが出入りする木の扉が入口です。

扉の上には「VILNIAUS UNIVERSITETAS」と金色の字で書かれています。
ビリニュス大学 ガイド付きツアーの入口扉
扉を開けたら、左方向に進みます。
(ドキドキしながら扉を開けました。誰にも何も言われず、中に入ることができました。)

すると荷物預り所があります。コートはこちらで預けることができます。

学生さんは、こちらで傘を広げて乾かしていました。
ビリニュス大学の荷物預り所
写真の扉出前に「BIBLIOTEKA・LIBRARY」と書かれた矢印があります。

さらに左の部屋へ進むと受付があります。

受付でツアー代金5ユーロ(現在は8ユーロに値上がり)を支払ったら、ツアー開始です。

重い荷物はロッカーへ!!服装はズボンがベスト

「ガイド付きツアー」は階段の登り降りが多く、大学内をたくさん歩きます。

大きな荷物は荷物預り所を利用するか、無料ロッカーに預けることを受付の方に勧められました。
ビリニュス大学のロッカー 観光客も無料で利用できます
クマ坊は重いリュックを背負ったまま見学し、後悔。

トリコは貴重品とカメラだけを持ち、コートも預けてしまったので後悔しました。

ツアーは室内と室外を、出たり入ったりします。
秋冬は上着は預けないで見学することオススメします。

また、読み進めていただくとわかりますが、ハシゴ階段を登る場所があります。
女性はスカートよりも、パンツスタイルが良いと思います。

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ビリニュス大学 ガイド付きツアー(Guided tour in VU Library)

ビリニュス大学 ガイド付きツアーは、下記の場所を約1時間半で巡ります。

ツアー終了後、書店で買い物をする予定なら、2時間ほど余裕をみると良いと思います。


◎ Library halls
  • Franciszek Smuglewicz Hall
  • Joachim Lelewel Hall(修復のため現在閉鎖中)
  • White Hall (Observatory)
◎ University courtyards
  • Grand
  • Observatory
  • Mathias Casimir Sarbievius
◎ Church of Sts. Johns
◎ Faculty of Philology (new interiors)

参加者4名でツアー開始!!

ガイドさんから簡単な注意事項を聞いたら、まずは「古書室」へ。

ちなみに今回の参加者は、我々2人と西洋人親子の合計4名。

最小人数だったので、非常に快適なツアーでした。

美しい古書室「Franciszek Smuglewicz Hall」を見学

古書室「Franciszek Smuglewicz Hall」はパステルイエローの内装で、まるで貴族の館のように豪華。

天井には、美しい宗教画が描かれていました。
ビリニュス大学の古書室「Franciszek Smuglewicz Hall」
ガイドさんの説明後、室内を自由に見学。

滞在時間は25分ほどでした。

部屋の中央には長テーブルが置かれ、周囲を囲むように貴重な資料や本が多数展示されていました。
ビリニュス大学 Franciszek Smuglewicz Hallの展示物
ビリニュス大学 Franciszek Smuglewicz Hallの展示物
じっくりガラスケースの絵を見ていたら、ガイドさんに手招きされました。

近寄ると「夜明けの門の聖母マリアのイコン」の絵でした。

本物は撮影NGだったので、こちらで写真を撮れて良かったです。
ビリニュス大学 Franciszek Smuglewicz Hallで展示されていた「聖母マリアのイコン」の絵

「Joachim Lelewel Hall」(修復のため現在閉鎖中)

写真はビリニュス大学の公式HPより
残念ながら「Joachim Lelewel Hall」は、修復中のため見学できませんでした。(2018年12月現在も閉鎖中)

公式HPの写真を見ると、こちらも素敵な図書室です!!

早く修復工事が終わり、見学できるようになると良いですね。

閉鎖中かどうかは下記の公式HPで確認できます。
https://biblioteka.vu.lt/en/research-and-studies/user-service/guided-tour

「White Hall (Observatory)」を見学

続いては「White Hall」。

こちらには、かつてグリニッジ天文台と双璧をなすほどの天文台があったそうです。
ビリニュス大学 White Hall
現在は、博士課程の学生さんや講師の方が利用できる部屋だと説明を受けました。

デスクは個別になっており、勉強するには羨ましい環境でした。
ビリニュス大学 White Hall
「White Hall」の出入口の頭上には、星座のレリーフがありました。
ビリニュス大学 White Hallの星座のレリーフ

旧天文台のなごり

隣接した部屋には天文台の名残が展示されていました。

説明を受けたのですが、難しい単語が多く理解できませんでした。。。
ビリニュス大学 White Hallの展示物
ビリニュス大学 White Hallの展示物
「White Hall」を10分ほど見学した後、疲れていないか聞かれました。

これから行く場所は階段をたくさん登るので、足腰に自信がない方は、ご遠慮願いたいようです。

White Hallからの大パノラマは 階段をひたすら登る

White Hallには、写真のような細い扉があります。
White Hallの細い扉
鍵のかかった細い扉を開けると、幅の狭いレンガの階段が上へ続いていました。
レンガの階段が終わると、次は木の階段。
最終的に木の階段は、はしごのような傾斜になっていました。

できれば女性は、スカートよりもパンツスタイルが良いかと思います。

「White Hall」最上階からの眺め

White Hall 最上階からの眺め
階段を登りきると素敵な景色が待っていました。

狭い空間の四方には鉄格子の丸窓があり、四方向の景色を楽しむことができました。

ビリニュス大学のヨハネ教会の鐘楼は、秋と冬は閉鎖するので、展望台に行くことができませんでした。

しかしこちらに登ることができ、満足できました。
White Hall 最上階からの眺め
悪天候でなければ、もっと遠くまで見ることができたと思います。
White Hall 最上階からの眺め
鐘楼はエレベーターで展望台まで行けるので、足腰の弱い方は「春&夏」に行くことをオススメします

中庭を見学

その後、建物を出て中庭へ。
 先ほどまで居た場所を確認。
てっぺんには星のマークなどがあり、天文観測所だった名残りを感じます。
中庭見学後は、以前紹介した言語学部の2階ホールに描かれたフレスコ画や聖ヨハネ教会を見学。
以前の旅日記
ビリニュス観光⑱学生でなくても見学OK!!歴史的建造物の宝庫ビリニュス大学
写真のタイルの壁画の部屋を見学後、他に見たい場所はないか聞かれ、ツアーは解散しました。

しかし、歩き回りすぎて自分達の現在地がわからず。。。

ガイドさんに大学入口近くの書店Littera「Knygynas」まで連れて行って貰いました。

ビリニュス大学はp139で紹介されています。
おとぎの国をめぐる旅 バルト三国へ (旅のヒントBOOK)
著者 渋谷 智子 / イカロス出版 / 2018年発行  by Amazon

次回は 再び新年の福袋ネタ!!ミスド×ポケモン福袋2019の中身紹介!!ドーナツ好きにはお得な福袋

※バルト2国の旅日記の続きはこちら
ビリニュス観光&買い物㉑ビリニュスのお洒落なお店!!ビンテージショップ「ŠARKA daiktų kelionės」と自然派ショップ「Baroca」
(こちらは2017年10月の情報です)
(ビリニュス大学 ガイド付きツアーの情報は2018年12月に公式HPで調べた内容です)
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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