ビリニュス旧市街から少し離れているのに、なぜ外国人を虜にするのか？気になったので行ってきました。
今回は「聖ペテロ＆パウロ教会」について、下記の内容を中心にお伝えします。
- 聖ペテロ＆パウロ教会の人気度
- 聖ペテロ＆パウロ教会へトロリーバスで行く方法
- ビリニュス鉄道駅から行く場合は？
- 数百人がかりで完成までに30年！！
- 聖女の像 １体は彫刻家の妻がモデル
- 実際に行ってみた感想
聖ペテロ＆パウロ教会 (Sv. Apastalu Petro ir Povilo Baznycia)の人気度とアクセス方法
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| 聖ペテロ＆パウロ教会の外観 |
リトアニア語名は、Sv. Apastalu Petro ir Povilo Baznycia。
ロシアからの解放を記念して17世紀後半に建造された、ヴィリニュスを代表するバロック様式の建築物です。
トリップアドバイザーで人気の観光スポット
ビリニュス観光の定番「大聖堂」よりも、ナポレオンが絶賛した「聖アンナ教会」よりも、トリコが感動した「夜明けの門」よりも。。。ランキングが上。
ビリニュスの観光スポット196件中で2位。
ビリニュスの名所・見どころ101件中では、なんと1位です。（2018年11月現在）
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| トリップアドバイザー「聖ペテロ＆パウロ教会」紹介ページはこちら |
（2018年11月現在）
2位 ビリニュス大聖堂
3位 ビリニュス歴史地区
4位 聖アンナ教会
5位 聖ペテロ＆パウロ教会」
外国人と日本人では、少々感覚が違うようです。
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聖ペテロ＆パウロ教会への行き方
ビリニュス大聖堂から「聖ペテロ＆パウロ教会」までは約1.8km。大聖堂からネリス川沿を約20分東に歩いた場所にあります。
聖ペテロ＆パウロ教会へバスで行く方法
我々はトロリーバスを利用して「聖ペテロ＆パウロ教会」へ行きました。乗車したのは、ビリニュス大聖堂近くの「Karaliaus Mindaugo tiltas」（ネリス川沿のバス停）。
２区間ほど乗り、教会近くの「Šv. Petro ir Povilo bažnyčia」で下車しました。
この区間はトロリーバスの本数が多く、２番、3番、４番、17番、20番のトロリーバスで行くことができます。
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| 乗車するトロリーバスはグーグルマップで検索できます |
ビリニュス大聖堂からバス停までの徒歩を加味しても、10分ほどで教会まで行くことができます。
ビリニュス鉄道駅から行く場合は？
ビリニュス鉄道駅やビリニュスの国際バスステーションから行く場合は、２番と20番のトロリーバス。駅前から乗車して、乗り換えなしで「聖ペテロ＆パウロ教会」まで行くことができます。
その場合の所要時間は25分ほどです。
バス停「Šv. Petro ir Povilo bažnyčia」で下車したら
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| 写真奥の建物が聖ペテロ＆パウロ教会 |
写真は教会近くのバス停「Šv. Petro ir Povilo bažnyčia」。
バスの進行方向に向かって歩くと、少し先に「聖ペテロ＆パウロ教会」を見ることができます。
帰りは反対側の車線からバスに乗ることができます。
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聖ペテロ&パウロ (ペトロ イル ポヴィロ)教会を見学
バス停から250mほど歩くと、外壁がクリームイエローの大きな教会が現れます。しかし外観を見ただけでは「トリップアドバイザー」の人気度はまだわかりません。
しかしこの教会は、朝6時半から開いているはずなので、静かに扉を開け中へ入ると。。。
真っ白な迫力の空間が待っていました。
入り口付近に係の方が1人座っていたので、「中に入って良いか？写真を撮っても良いか？」と一応確認してから見学をしました。
教会自体はクリームイエローでしたが、内部はどこも真っ白。
壁や天井に細かな漆喰彫刻が施されていました。
我々が訪れた日は雨だったので中がやや暗かったのですが、「天気が良ければ日差しが入り込み、彫刻の陰影がもっと美しかっただろうな」と思いました。
聖ペテロ&パウロ教会 数百人がかりで完成までに30年！！
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| 聖ペテロ＆パウロ教会のパイプオルガン |
「地球の歩き方」によると、外装完成には7年、内装完成にはなんと30年間かかったそうです。
教会内の2000以上の漆喰彫刻は、１つとして同じ物はなく、聖人、天使、想像上の獣、植物など多岐にわたっています。
製作にはイタリアから彫刻家が招かれ、地元の職人も数百人尽力し完成したそうです。
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| 死神の彫刻？かは不明 |
聖ペテロ＆パウロ教会については、P198-199に詳しい説明が書かれています
A30 地球の歩き方 バルトの国々ダイヤモンド・ビッグ社 / 2017年発行
by Amazon
聖女の像 １体は彫刻家の妻がモデル
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| 右が薬瓶を持った「聖マリア・マグダレナ」 他の像と衣装が少し違います |
この内の１体、薬瓶を持った「聖マリア・マグダレナ」は他の３体とは衣装が少し違います。
これは彫刻家ベレッティのリトアニア人の妻がモデルとなったため。
１体だけ違う時代の衣装を着ているので、やや違和感があります。
船の形のシャンデリアと聖ペテロ＆パウロ教会の感想
天井から吊るされたガラス製の船が、キラキラ輝き素敵でした。
トリップアドバイザーで大人気の「聖ペテロ＆パウロ教会」ですが、我々は「夜明けの門」や「聖アンナ教会」の方がより好みでした。
しかし内装が素晴らしく荘厳で、外国の方が絶賛するのも頷けます。
旧市街から少しだけ離れますが、アクセスは簡単です。
我々の写真が下手すぎて、この教会の素晴らしさは伝えられません。
日程に余裕のある方は、ぜひご自身でその価値をお確かめ下さい。
聖ペテロ＆パウロ教会 (Sv. Apastalu Petro ir Povilo Baznycia)の情報
聖ペテロ＆パウロ教会のオススメ度 ★★★☆☆- https://vilniauspetropovilo.lt/
- Antakalnio g. 1, Vilnius
- 6:30-18:45（無休）
- 拝観は無料（教会内に日本のお賽銭箱のような寄付を入れるボックスがあります）
平日 7:00, 7:30, 17:00, 18:00
日曜 7:30, 8:30, 10:00, 11:30, 13:00, 17:00, 18:00
次回は ビリニュス観光⑩リトアニアの守護聖人が眠る「ビリニュス大聖堂」を無料で見学
（こちらは2017年10月の情報です）
※レートはトリコが両替した日（2017年10月）の1ユーロ＝135円で計算しています。※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。
