ビリニュス観光⑪カテドゥロス広場の願いが叶うStebuklas&大聖堂の鐘楼

前回は、カテドゥロス広場「ビリニュス大聖堂」をご紹介しました。
ビリニュス観光⑩リトアニアの守護聖人が眠る「ビリニュス大聖堂」を無料で見学
今回は「ビリニュス大聖堂」のそばにある、奇跡のタイル「Stebuklas」と「鐘楼」について、下記の内容を中心にご紹介します。
  • Stebuklasはバルトの道の記念碑
  • Stebuklasの場所は?
  • Stebuklasは願い事が叶う奇跡のタイル!?
  • おまけ 愛の象徴のタイル「obuoliukas」
  • 大聖堂の鐘楼(Vilniaus Arkikatedros Varpinė)の高さと歴史
  • 鐘楼からの眺めは?登るべきか否か?
  • 鐘楼の情報

記念碑だけど願い事が叶う!?奇跡のタイル「Stebuklas」

「Stebuklas」は、カテドゥロス広場にある敷石で「バルトの道」の記念碑。

「Stebuklas」を日本語に訳すと「奇跡」という意味で、その名前の通り「願い事が叶うタイル」と言われています。

Stebuklasはバルトの道の記念碑

「Stebuklas」はバルトの道の始点
バルトの道は、1989年に、ソ連の統治下にあったバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)が、独立運動の一環として行った平和的なデモ活動。

多くの人々が手を繋ぎ、3国を国境を越えて結び、約600km以上の人間の鎖を作りました。

カテドゥロス広場の「Stebuklas」はその記念碑。

ここが「バルトの道」の始点だったことを示しています。

Stebuklasの場所は?

「Stebuklas」がある場所は、ビリニュス大聖堂と鐘楼の中間あたり。

昼間であれば、「Stebuklas」は他のタイルと色が違うので、簡単に見つけられると思います。

しかし、夜はカテドゥロス広場は暗いので、我々は見つけられず。。。翌朝出直しました。
ビリニュス大聖堂とStebuklasの位置
大聖堂の鐘楼とStebuklasの位置

グーグルマップで検索する場合は?

グーグルマップで「Stebuklas」と検索しても地図が表示されませんでした。

「リトアニア Magical brick」で検索すると表示されたので、お試し下さい。

「Stebuklas」は願い事が叶う奇跡のタイル!?

「Stebuklas」について渡航前に調べていたら、観光協会のHPには「バルトの道」について記載がなく、別の説明が載っていました。
観光協会の「Stebuklas」紹介ページ
http://www.vilnius-tourism.lt/en/what-to-see/places-to-visit/places-of-interest/miracle-tile/
それよると「Stebuklasは奇跡のタイルで、この上に立ち、願い事を唱えながら360度回転すると願いが叶う!!」とこのと。

比較的新しい記念碑なので、この話は「まゆつば」な気もします。。。

しかし、旅の思い出として「健康と世界平和」を願い、一応まわっておきました。

ちなみに「Stebuklas」の英訳は「Miracle Tile(ミラクルタイル)」と書かれていました。
雨の日は滑りやすいので気をつけて回って下さいね

奇跡のタイルは何回転??

奇跡のタイル「Stebuklas」の上で3回転
ちなみに観光協会のHPには、「願い事を唱えながら360度回転」と書かれていますが、
口コミサイトには、皆さん3回まわったと書かれていました。。。

どちらが正解かわからないので、我々は3回転しました。

回転方法ですが、我々以外に人が居らず自己流で回転。

イタリアのミラノの「雄牛のモザイク」はかかとで3回転したので、今回も同じようにしました。

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おまけ 愛の象徴のタイル「obuoliukas」

写真は観光協会のHPより
観光協会のHPを見ていたら、ビリュニスの公園「Vaikų žaidimų aikštelė」にリンゴのイラストのタイルがあると書かれていました。

こちらは、愛の象徴のタイルだそうです。

大聖堂から少し離れますが、旧市街にあるので時間に余裕がある方はお出かけ下さい。
(我々は行っていません)
観光協会の「obuoliukas」の紹介ページ
http://www.vilnius-tourism.lt/en/what-to-see/places-to-visit/places-of-interest/apple-tile/


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大聖堂の鐘楼(Vilniaus Arkikatedros Varpinė)

鐘楼はカテドゥロス広場にあります
ビリニュス大聖堂近くにある鐘楼は高さ52m。
テッペンの十字架までを含めると57mあります。

内部の見学は可能で、高さ45m地点から街の景色を楽しむこともできます。

(4トラベルの口コミを見ると、階段だけでなく、エレベーターもあるようです。)

鐘楼の下層部分は、13世紀の城壁の一部。

かつての守備塔が鐘楼に改造され、19世紀初めに現在の姿になったそうです。

内部の木製階段は、19世紀からのもので当時の木造建築を見ることができます。

鐘楼からの眺めは?登るべきか否か?

写真は公式HPに掲載されていた1枚です。

手前が大聖堂で、奥の茶色の建物がゲディミナス城。
写真は鐘楼の公式HPより
下から鐘楼を見ると低かったので、我々は登るのをやめましたが、少し後悔。。。

写真を見ると、眺めは良さそうなので、登れば良かった!!

もし登るか否か悩み中の方は、鐘楼のHPに何枚か写真が掲載されているので、参考にされると良いかもしれません。

鐘楼からは、大聖堂の屋根の3聖人がよく見えるようです。

ちなみに、この3聖人の像(聖スタニスラウス、聖ヘレン、聖カジミエル)は、旧ソ連時代には撤去され、1996年に再設置されたものです。

ゲディミナス城からの眺め

ゲディミナス城から見たビリニュス 旧市街
我々は鐘楼に登らなかったので、ゲディミナス城とビリニュス大学の天の塔から旧市街のパノラマを楽しみました。

参考として写真を載せておきます。

丘の上にあるゲディミナス城からは、大聖堂や鐘楼を見下ろすことができます。

時間に余裕が必要ですが、そちらもオススメです。

鐘楼の情報

  • Katedros varpinė, a. 2, Vilnius
  • 料金4.5ユーロ(クレジットカード使用可)
  • 10:00-19:00(5月-9月)
  • 10:00-18:00(10月-4月)
  • 日曜・祝日休み
※祝日の前日は、休館時間が1時間早くなります。
大聖堂の鐘楼HP http://www.bpmuziejus.lt/bell-tower.html(英語)
鐘楼の開館時間・料金に関するページ http://www.bpmuziejus.lt/hours-admission-3.html(英語)

次回は ビリニュス観光⑫王宮の期間限定トランペッター!!ビリニュスのイベント検索方法
(こちらは2017年10月の情報です) 
(鐘楼の開館時間の情報は2018年11月に公調べた内容です)
 ※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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