リトアニア ビリニュスのバスカード「Vilniečio kortelė」の購入場所&使用方法

リトアニアのバスカード「ビリニエチオ コルテレ」
公共バスで、駅前からビリニュス旧市街のホテルへ向かうため、「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」を購入しました。

「Vilniečio kortelė」は、リトアニアの「Suica」のようなチャージ式のバスカードです。

今回はその「Vilniečio kortelė」について、下記の内容を中心にご紹介します。

  • リトアニア ビリニュスのバスカード「Vilniečio kortelė」とは?
  • 「Vilniečio kortelė」を購入できる場所
  • 「Vilniečio kortelė」の料金一覧
  • 旅行者でも学生割引はある?
  • ビリニュスのコンビニ「NARVESEN」で購入
  • 「Vilniečio kortelė」の使用方法
  • カードをタッチする黄色の機械「komposterio」の場所
  • 抜き打ちの検察
  • 「Vilniečio kortelė」購入しなくてもバスに乗れます

リトアニア ビリニュスのバスカード「Vilniečio kortelė」とは?

「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」
「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」は、2012年末から導入されたチャージ式のプリペイドカード。

日本の「Suica」のようなカードで、ビリニュス市内を走る公共バスやトロリーバスで使用します。
ビリニュス交通局のVilniečio kortelėに関する公式ページhttp://www.vilniusticket.lt/lt/Pradzia/(リトアニア語)

Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)を購入できる場所

「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」は、下記の場所で購入できます。
  • カスタマーサービスセンター (ビリニュス鉄道駅)
  • カスタマーサービスセンター (Gedimino Ave 9A)
  • Narvesen(コンビニ)⬅︎我々はこちらで購入
  • Kioskuose 「Lietuvos spauda」(キヨスク)
  • Kioskuose 「Spauda」(キヨスク)
  • Maxima (ショッピングセンター「マキシマ」)
  • Lietuvos pašto skyriuose
  • PayPost (郵便局)

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Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)の料金

Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)の料金表
料金は2019年1月に調べた価格です。
  • 30分有効チケット 0.65ユーロ
  • 60分有効チケット 0.95ユーロ
  • 1日間(24時間)有効チケット 5ユーロ
  • 3日間(72時間)有効チケット 8ユーロ
  • 5日間(120時間)有効チケット 12ユーロ
  • 10日間(240時間)有効チケット 15ユーロ
価格は下記のビリニュス交通局の公式HPで確認できます。
http://www.vilniusticket.lt/lt/Bilietu_rusys/

旅行者でも学生割引はある?

学生は運賃が半額になります。

しかし日本の大学(学校)の学生証では割引になりません。

「ISIC(留学生用身分証明書)」を提示すれば割引適応になるので、中学生から大学院生の方は「ISIC(留学生用身分証明書)」を作ることをオススメします。

ISIC(留学生用身分証明書)とは?

画像は「ISIC(留学生用身分証明書)の公式HP」より
国際学生証 (ISIC) は、世界で唯一認められている国際学生身分証明書。
カードは、発行から1年間有効です。

トリコも学生時代このカードを所有。
世界各国の美術館や交通機関の料金が安くなり、かなり重宝しました。

また、用心のためパスポートを出したくない時に、身分証明書のかわりにもなり非常に便利でした。

ISIC(留学生用身分証明書)の発行は、大学の生協などでできます。
発行費用は1750円 ※オンライン申請の場合は2300円
ISIC(留学生用身分証明書)の公式HP  https://www.isicjapan.jp/

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ビリニュスのコンビニ「NARVESEN」で「Vilniečio kortelė」を購入

リトアニア ビリニュス バスステーションの「NARVESEN」
我々はラトビアからのバスが到着した、ビリニュス国際バスステーションの「NARVESEN」でカードを購入しました。

ビリニュス国際バスステーションの建物内には、2軒の「NARVESEN」があります。

しかし1軒目の「NARVESEN」へ行くと「カードはないから、もう一つのお店へ行って」と言われ。。。

すぐそばの「NARVESEN」で購入しました。

購入は、メモを店員さんに見せるとスムーズです。

我々は下記のメモを見せて「3日間有効チケット」を購入しました。
  • Vilniečio kortelė
  • 3 dienų (72 valandų) bilietas 8€
代金はカード代を含め、1人9.5ユーロ(約1,283円)でした。
ビリニュス国際バスステーションの「NARVESEN」で「Vilniečio kortelė」を購入した際のレシート

ビリニュス国際バスステーションの「NARVESEN」 営業時間

国際バスステーション内の「NARVESEN」の営業時間はそれぞれ違います。

「Vilniečio kortelė」をどちらの店舗で購入したかは、わかりません。(ごめんなさい)
  • 「K572 Vilnius Autobus.st.」店 営業時間 月-金 4:00-23:00(日のみ4:00-22:00)
  • 「K5 Vilnius Autobusų stotis」店 営業時間 毎日 6:00-22:00
バスステーション内の「NARVESEN」で売り切れていた場合は、近くの「ビリニュス鉄道駅のカスタマーサービスセンター」でも購入できます。

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Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)の使用方法

リトアニア ビリニュスのバスカード「Vilniečio kortelė」
購入した「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」は、ビニールで包装されていました。

ビニールを開封すると、中にはカードと説明書が入っています。
紛失時のために番号は控えておきましょう

説明書のP6に、番号を書く欄があります。

「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」の裏面に書かれた、番号を書き写しておきましょう。

もしカード紛失した場合は、この番号が役立ちます。

黄色の機械「komposterio」へタッチして使用開始

「Vilniečio kortelė」は黄色の機械に忘れずタッチ!!
「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」は、バス車内に設置された黄色の箱型機械「komposterio」にタッチさせて使用します。

機械にカードをかざすと「ピッ」と音が鳴り、カードが有効化されます


我々は3日間有効チケットを購入したので、1度だけ「komposterio」にかざしたら、タッチはしませんでした。

30分有効チケットの場合は、「ピッ」と機械にかざしてから30分間有効。

時間内であれば、バスを乗り換えてもOKです。


使用開始は購入時ではなく、機械にタッチした時から24時間有効です。(3日券ならタッチしてから72時間有効)

カードをタッチする黄色の機械「komposterio」の場所

黄色の機械「komposterio」は車内に何ヶ所もあります
我々が乗車したバスやトラムには、写真の丸印のように何ヶ所も黄色の機械がありました。

「komposterio」のディスプレイには、タッチするとチケットの有効期間やその他の情報が表示されます。

抜き打ちの検察

抜き打ちの検察に、我々はラトビアでは遭遇しましたが、リトアニアでは出会いませんでした。

しかし、確実に抜き打ちの検察はあるようです。

キセルは高額の罰金を徴収されるので、「Vilniečio kortelė」のタッチし忘れにご注意下さい。

30分券を使用して時間内に目的地に到着しなさそうな時は、初回タッチから40分以内に再タッチすればOKです(チャージ残高があれば)。

「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」購入しなくてもバスに乗れます

バスの乗車回数が少ない方に「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」の購入は、あまりオススメしません。

カードを購入しなくても、車内で直接運転手から乗車券を購入すれば、バスに乗車できます。

チケットは、1回乗車券のみで1ユーロ。

このチケットに時間制限はなく、乗車したバスの終点まで行くことができます。

また、ナイトバスは「Vilniečio kortelė(ビリニエチオ コルテレ)」が使用できないので、運転手から1回乗車券を購入する必要があります。

次回は ビリニュス旧市街内の交通手段は? ビリニュス観光案内所情報
(こちらは2017年10月の情報です)
(料金は2019年1月に公式HPで調べた内容です)
※レートはトリコが両替した日(2017年10月)の1ユーロ=135円で計算しています。
※リトアニア共和国の首都「Vilnius」は、「ビリニュス」とも「ヴィリニュス」とも表記されます。こちらのブログでは外務省のHPを参考に「ビリニュス」と表記します。

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