ラトビアとリトアニアでは、入国者に対して滞在期間の治療費用を保証する保険(海外旅行保険)加入を義務付けている。と書かれていました。
もしチェックが行われ、保険がなければ入国を拒否される可能性があるので、出発前に準備しておこう。
しかし、本には具体的な補償額が書かれておらず。。。渡航1ヶ月前に慌てて調べました。
今回はラトビア、リトアニア、エストニアで海外旅行保険は必須だったか?
現地で保険の加入チェックを受けたか?
クレジットカードの保険でもOKだったか?という内容です。
ラトビア旅行 海外旅行保険は必須義務!!
駐日ラトビア共和国大使館の公式HPには、ラトビア入国には海外旅行保険加入は必須と書かれていました。駐日ラトビア共和国大使館 公式HP 海外旅行保険に関する内容
シェンゲン協定加盟国に入国の際には滞在期間中を補償する30,000ユーロ以上の海外旅行保険への加入が義務付けられています。
(30,000ユーロ=2016年2月現在約400万円弱。要渡航日レート確認)
加入する保険は、シェンゲン協定加盟国内(ラトビア国内)での
1.緊急の治療
2.病気のための病院での救急医療
3.現地で亡くなった場合の本国への遺体搬送にかかる費用の三点を必ず補償する内容である必要があります。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険でも可能です。
また、30,000ユーロ以上の補償額は、上記三点の合算額で構いません。
上記1.2.3. 個別にそれぞれ30,000ユーロ以上の補償額である必要はありません。
なお、必ず補償額の内容に上記の三点が含まれていることをご確認下さい。
担当の保険会社やクレジットカード会社へ契約内容をご確認の上、渡航時には保険の内容を証明する英文の書類を携帯してください。
駐日ラトビア共和国大使館 公式HP 海外旅行保険に関するページ
https://www.mfa.gov.lv/jp/japan/ling-shi-qing-bao
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クレジットカード会社に英文書類を依頼!!
駐日ラトビア共和国大使館の公式HPを読むと、クレジットカード付帯の保険でもOKと書かれていました。ただし、保険加入を証明する英語書類が必要です。
持っていたクレジットカードを確認したら補償は下記の通りでした。
- 傷害による治療費用限度額 200万円
- 疾病による治療費用限度額 200万円
- 救援者費用限度額 200万円
不安だったので、別のクレジットカードも一応確認。
補償は下記の通りでした。
- 傷害による治療費用限度額 200万円
- 疾病による治療費用限度額 100万円
- 救援者費用限度額 100万円
クレジットカード付帯保険 英語書類は無料で作成可能!!
1枚目のカードの保険会社は「損保ジャパン日本興亜」で、2枚目のカードは別の保険会社「あいおいニッセイ同和損害保険」だったので、
どちらの会社にも英文書類を電話で依頼。
2社とも英語の書類は無料で作成してくれ、自宅に郵送してくれました。
(送料もかかりませんでした!!)
自宅到着までには、依頼してから1週間ほどかかりました。
クレカ付帯の海外旅行保険 「損保ジャパン日本興亜」無料で作成依頼した英語書類 |
クレカ付帯の海外旅行保険 「あいおいニッセイ同和損害保険」無料で作成依頼した英語書類 |
注意!!レート変動を見越して限度額に余裕が必要
日本で加入する保険は円換算なので、レートの変動を考えて加入する必要があります。30,000ユーロ以上の補償額が必要な場合、渡航日のレートによって額が変わります。
- 1ユーロ120円の場合、日本円で360万円以上の補償が必要
- 1ユーロ130円の場合、日本円で390万円以上の補償が必要
- 1ユーロ140円の場合、日本円で420万円以上の補償が必要
結果 ラトビア入国時に保険のチェックはあったか?
我々は、フィンランドのヘルシンキでEUの入国審査をしたので、ラトビア入国時に審査を受けていません。ということで、ラトビアで保険のチェックはされませんでした。
チェックはありませんでしたが、大使館のHPには「海外旅行保険加入は必須」と書かれています。
トラブルを避けるため、海外旅行保険に加入されることを強くオススメします。
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リトアニア旅行の際は海外旅行保険は必須義務!!
在リトアニア日本国大使館の公式HPには、リトアニア入国には海外旅行保険加入は必須と書かれていました。在リトアニア日本国大使館 公式HP 海外旅行保険に関する内容
リトアニアへ入国、滞在する日本人は、海外旅行保険への加入が義務付けられております。詳細を確認するため「駐日リトアニア大使館」のページを何度も読みましたが、「海外旅行保険の加入義務」に関する項目を見つけられませんでした。
入国時には、加入証券原本を携行し、入国係官の求めがあった場合には、直ちに提示できるようご準備下さい。
詳細につきましては、駐日リトアニア大使館にご相談下さい。
在リトアニア日本国大使館 公式HP 海外旅行保険に関するページhttps://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji_taizai.html
補償額5,792ユーロ以上??
日本航空とクラブツーリズムのHP、阪急旅行社のPDF資料に最低補償額が書かれていました。下記は、クラブツーリズムHPに書かれていた内容です。
リトアニアの海外旅行保険の条件最低補償額に関しては、クラブツーリズムには5,700ユーロ以上と書かれていますが、日本航空のHPと阪急旅行社の資料には、5,792ユーロ以上と書かれていました。
①医療サービスや緊急移送等で一人最低5,700ユーロ(約75万円)が保証されていること。
②契約者番号、有効期限、保険会社の連絡先の明記のあるもの。
③リストアニア語、英語、仏語、独語、露語、いずれかの表記のあるもの。
日本航空 公式HPの情報ページ
https://www.jal.co.jp/sp/tabi/info/visa/eur/
クラブツーリズム 公式HPのリトアニアに関するページ
https://www.club-t.com/kaigai/guide/lithuania/info.htm
「阪急旅行社」のPDFファイル
http://x.hankyu-travel.com/pdf/ngo-i/bulgaria-entry.pdf(2018年2月現在の資料)
結果 リトアニア入国時に保険のチェックはあったか?
我々はラトビアからリトアニアへ「Lux Express」のバスで入国しました。バス乗車時に、バス会社の職員にパスポートのチェックはされましたが、
ラトビアもリトアニアも同じシェンゲン協定加盟国、
入国審査はありませんでした。
ということで、リトアニアでも保険のチェックを受けませんでした。
在エストニア日本国大使館の公式HPには、海外旅行保険の加入義務について書かれていませんでした。
また「地球の歩き方」や「クラブツーリズム 」のサイトにも、海外旅行保険に関する記載は見つけられませんでした。
しかし先ほど紹介した、日本航空のHPと阪急旅行社の資料には必要と書かれていたので、エストニア渡航予定の方は、ご自身で大使館にご確認下さい。
次回は リトアニアみやげ③リトアニアの「PERGALĖ」はコスパ最高の美味しいチョコ
ということで、リトアニアでも保険のチェックを受けませんでした。
エストニア旅行の際は海外旅行保険は必須??
エストニアに我々は行っていませんが、一応調べました。在エストニア日本国大使館の公式HPには、海外旅行保険の加入義務について書かれていませんでした。
また「地球の歩き方」や「クラブツーリズム 」のサイトにも、海外旅行保険に関する記載は見つけられませんでした。
しかし先ほど紹介した、日本航空のHPと阪急旅行社の資料には必要と書かれていたので、エストニア渡航予定の方は、ご自身で大使館にご確認下さい。
次回は リトアニアみやげ③リトアニアの「PERGALĖ」はコスパ最高の美味しいチョコ
(海外旅行保険の情報は2019年2月に公式HPで調べた内容です)