フィンエアーのエコノミーコンフォートに1万円の価値はあったか?

前回の旅日記で書きましたが、直前のオンラインチェックインで無料アップグレードされた「エコノミーコンフォート」。

本来ならば、1人プラス70~90ユーロ(トリコの搭乗時は9,110円)を追加で支払わなければならない席です。

それを無料で乗っておいてなんですが
「1人1万円弱を払う価値がある席だったのか?」考えてみたいと思います。

フィンエアーのエコノミーコンフォートとエコノミーを比べてみた

行きに「エコノミーコンフォート」、帰りに普通の「エコノミー」に搭乗したのでその感想を正直に書きたいと思います。

エコノミーコンフォートとエコノミーの共通点

共通点は以下の通りです。
  • 食事と飲み物
  • Marimekko for Finnairコレクションの枕とブランケット
  • 電源コンセント
  • 座席モニター(機内エンターテイメント)

エコノミーコンフォートのプラスサービス

  • 優先搭乗&優先降機
  • エコノミーよりも8~13cm広いレッグルーム
  • ノイズキャンセリングヘッドホン(長距離便のみ)←これ良かったです 
  • マリメッコのポーチに入ったアメニティキット(長距離便のみ) 
  • Wi-Fi  1時間無料(ワイドボディー機)←利用しなかったのでわかりません 
  • 使い心地のよいヘッドレスト(A350を除く)←違いがわからなかったかも

優先搭乗&優先降機

搭乗はボーディングブリッジではありませんでした
中部国際空港・セントレアからヘルシンキ行きのフィンエアーの便は、ボーディングブリッジではなく、バスで移動してタラップを登るタイプ。

エコノミーのお客さんよりも早く搭乗できるので、バス乗車時に座ることができました

しかし、バスを降りるのは立っていた方が先。最後にバスを降りたので、優先搭乗のメリットはあまりなかったです。
ちなみにセントレア発ヘルシンキ行きの搭乗ゲートは少し離れた場所にあります。
以前紹介した旅日記 名古屋セントレア ジェットスターの搭乗ゲートは遠い
と同じ付近にあるので、行き方などはこちらを参考にして下さい。

エコノミーよりも8~13cm広いレッグルーム

トリコは身長148cmなので、LCCの狭い座席でも比較的快適に過ごせます。

しかし、身長173cmやや小太りなクマ坊は座席の広さにこだわります。

そのクマ坊の体感では、エコノミーコンフォートとエコノミーの足元の広さはかなり違ったそう。

行きは隣が外国人の大きな男性でしたが、エコノミーコンフォートの足元が広いから我慢できたそうです。

体の大きな方は、メリットがありそうですね。

膝掛けはエコノミーもエコノミーコンフォートも同じマリメッコでした

ノイズキャンセリングヘッドホン

エコノミーコンフォート席で配られるヘッドホン

ノイズキャンセリングヘッドホンを初めて利用しました。

ノイズキャンセリング機能が、こんなに素晴らしいとは思いませんでした。

周りの雑音を全て消してくれるので、機内で映画を集中して見ることができ最高でした。

このヘッドホン利用が、エコノミーコンフォート席で一番良かったことです。

マリメッコのポーチに入ったアメニティキット

マリメッコの「キヴェット」模様のポーチ
マリメッコの「キヴェット」模様のコットンバッグにパーソナルアメニティキットが入っていまs。

フィンエアー エコノミーコンフォートのアメニティ全部
内容は、耳栓、アイマスク、靴下、歯ブラシと練り歯磨き。

エコノミーコンフォートを予約する女性の多くは、このポーチ狙いではないでしょうか?
(トリコの狙いはそうでした)



だから、座席に置かれていたポーチを見た瞬間、テンションが上がりました。

しかし、、、中を開けると。
布の端の処理が残念
トリコとクマ坊の席に置かれた両方とも、布の端の処理がされておらず糸がビロビロ出ていました。

作りは、ちょっと雑ですね。

と不満を言いましたが、かわいいのでコスメポーチとして現在使用中。

生地自体は丈夫で気に入っています。
フィンエアーの機内販売で、マリメッコの「UNIKKO」のアメニティキット(フェイスクリーム8ml、アイマスク、耳栓)を販売しています。

価格は23ユーロ。

内容は少々違いますが、エコノミーコンフォートのアメニティキットも同じ位の価格だと思われます。

Wi-Fi  1時間無料

エコノミーコンフォート席ならWi-Fiの利用が1時間無料になります。
しかし、料金を払えばエコノミー席でもWi-Fi 利用可能です。
  • 1時間 1,040円
  • 3時間 1,560円
  • フライト中常時 2,600円

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エコノミーコンフォートに90ユーロの価値はあったのか?

足元広めな席が良いクマ坊は価値があると言っています。

しかし、身長148cmのトリコには価値はなかったです。

ポーチ欲しさに追加料金70〜90ユーロを支払っていたら少し凹んでいたかもしれません。


ノイズキャンセリングヘッドホンについては、購入したいほど気に入りました。

ということで、次回搭乗時は、「機内用デュアルプラグアダプター」と「ノイズキャンセリングイヤホン」を購入して機内持ち込みしたいと考えています。


約1万円払ってエコノミーコンフォートにするなら、頑張って約5万円のビジネスクラスのオークションに参加しても良いかなと思います。

ちなみに、オークションへの参加は搭乗20日前に登録したメールアドレスへ写真のようなメッセージが届きました。

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フィンエアーのエコノミーでオススメの座席

フィンランドから中部国際空港へ向かう便は、アップグレードされずエコノミー席でした。

一番最後尾の57Dと57Eをアサインされたのですが、これがなかなか良い席だったのでその理由を書いておきます。

最後尾は座席を倒し放題

最後尾は倒せない航空会社もあるので心配しましたが、ちゃんと倒せました。

後ろに人がいないので、気を使うことなくマックスまで倒すことができ、後ろからの振動もなく快適でした。

トイレが近いから臭い?混雑するのでは?

トイレの臭いは感じませんでした。

そして、なぜか皆さん前方のトイレを利用するので、煩わしいトイレ渋滞もおきませんでした。

A330の最後尾の番号は?

我々が利用した「A330」の最後尾席は中央の57Dと57Eでした。

窓際で最後尾席なら56Aと56Lです。

通路側が良い方は、56C、57D、57H、56Jをオンラインチェックインで希望してみて下さいね。


その他の機体の座席表は公式HPをご覧下さい
https://www.finnair.com/jp/jp/flights/fleet
2018年3月24日までの使用機材

デメリットは食事を選べないかも

メニューは魚か肉の2種類ありますが、最後尾席は1種類しか残っていませんでした。

この点はこの席のマイナスポイントです。

食事にこだわりたい方は、前方の席を選ぶのがベストです。

次回は フィンエアーの機内食とエンターテインメントの詳細をご紹介します。

(こちらは2017年10月の情報です。)

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